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2015年8月

第20夜:極美古作(新山栄五郎)

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昨年から計4回に渡り出品された極美古作では弥治郎系のこけしが相当数含まれていた。しかし、新山栄五郎のこけしは最終回の1本だけであった。有名な髷付きのこけしではなかったが、その雄大な横広の平頭に惚れて、何とか欲しいものだと思ったものである。幸いなことに何とか入手することが出来たので、今夜紹介したいと思う。口絵写真はその表情である。

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第19夜:極美古作(斎藤太治郎)

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国恵志堂のこけし収集のきっかけの1つは「こけし 美と系譜」で見た太治郎・弘道のこけしであった。以来、弘道、正一、太治郎のこけしは重点的に収集するこけしの1つとなっている。しかしながら、戦前、垂涎の太治郎こけしはそう簡単に集まるものでもなく、ましてや大正期の作となれば殆ど諦めていたものであった。そんな大正期の太治郎こけしが、しかも保存極美の状態でヤフオクに出品されたとなれば触手が動くのも仕方ないだろう。この太治郎こけしは昨年の第2回に1本、今年の第3回と第4回に1本ずつ、都合3本出品された。ほぼ同時期と思われるこけしであったが、形や面描などには少しずつ違いがあった。その中で第3回出品の1本には特に惹かれ、相当の覚悟でオークションに参加した。幸いなことに可能な範囲で入手することができたので、紹介したい思う。口絵写真は、その太治郎こけしの表情である。

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第18夜:極美古作(大沼誓2)

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瞬間最大風速が70mを超える超大型台風15号が過ぎ去るとともに気温が下がり、焼けるような酷暑が嘘のように涼しくなった。急激な気温の変化は特に高齢者には厳しいだろう。さて、ヤフオクの極美古作の第4回目に、再び大沼誓のこけしが出品された。出品タイトルは前回と同じく「岡崎斉吉」であるが、今回は大沼誓の可能性も指摘されていた。同寸同型のこけしなら1本あれば良いが、大きさも型も違うとなれば両方を揃えたくなるのがコレクターの宿命。今回も頑張って入手することが出来た。今夜は、そのこけしを紹介したい。口絵写真は、その誓こけしの表情である。

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第17夜:極美古作(大沼誓1)

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ヤフオクに昨年から4回に分けて出品された極美古作には鳴子系のこけしは少なかった。そんな中、第3回には1本の鳴子系こけしが出品されていた。出品タイトルでは「岡崎斉吉」となっており、岡崎系の斎や斎司かとも指摘されていた。斉吉ではないと思ったが斎の可能性も考慮しつつ、前髪と鬢のくっ付き具合と表情から大沼誓ではないかと目星を付け、「こけし辞典」を探ってみた。そこには、大正中期の作として鈴木鼓堂氏蔵の誓こけしが載っており、胴上部の鉋溝など相通じる点が見つかった。辞典の写真は小さく鮮明ではないため、より大きな写真が載っている「愛玩鼓楽」を見て見ると、2輪重ね菊の胴模様がほぼ同じ事が分かった。このような胴模様は他の工人には見られないことから、出品こけしが大沼誓のこけしである可能性が極めて高くなり、何とか手に入れたいと思った。多くの古作こけしの落札額が高額になる中、入手出来たのは幸運であった。今夜は、そのこけしを紹介したい。口絵写真は、その誓こけしの表情である。

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第16夜:ヤフオクの極美古作(最終回)

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昨年から4回に渡って出品されたヤフオクの極美古作の第4弾(最終回)が21日、22日、23日の3日間で締め切りを迎えた。こけし界の古品愛好家を熱狂させた出品も今回が最後ということで、落札額もうなぎ登りとなり、中でも奥山運七は何と420万を超える長高額で落札されたが、その後取り消しとなったようだ。結局、この運七と明らかな創作こけしを除くと、今回の落札本数は56本、落札総額は1420万円余り、1本当たりは25万余りで前回よりは少なくなっている。この運七こけしが再出品となるのか注目される。口絵写真は、その運七の表情である。

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第15夜:友の会8月臨時例会(H27年)

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昨23日、東京こけし友の会の8月臨時例会が開催されたので、その報告である。夏の暑い中、91名の参加者があった。友の会の例会は8月はお休みであるが、ここ数年は中古こけしの大頒布会が開かれている。おみやげこけしも特別に用意されたもので、先着60名には今晃さんの嶽署名こけしは配布された。出品こけしは約600本で、他にこけし関連書籍も多数あった。こけしはワンコインから金額帯毎に丸いカラーシールが貼られていた。頒布は、第1回目はこけし1本と書籍1冊、2回目はこけし3本、3回目は自由頒布となった。最後に、恒例のジャンケン大会で、大寸こけしやポスターなどが配布された。口絵写真はおみやげの今こけしで、色々なものがあった。

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第14夜:ヤフオクの極美古作(第3弾)

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毎日茹だるような暑さが続く中、こけし界を熱狂させる極美古作の第3弾がヤフオクに出品され、昨2日に締め切りを迎えた。昨年の9月から10月にかけて出品された古作は大正期から昭和初期の著名工人の作が並び、しかもその保存状態が極美であることから、落札価は桁違いのものとなり大騒ぎとなった。その時は計113本が出品されたのであったが、まだあるのではないかと囁かれていた。その期待の古作が満を持して出品されたのである。今回の出品数は46本。最高落札価は奥山運七で222万円余り、最低落札価は5250円(河村清太郎)。落札総額は1756万円余りで、1本当たり38万円余りで、昨年の第2弾とほぼ同様な価格であった。なお、残りの50本程が、今月の14日~16日に出品されるとのことである。口絵写真は、最高落札額の運七の表情である。

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