« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月

第33夜:「是伸頒布会」第1回裏話

Yoshihanpu01_kao_2

「こけし千夜一夜物語」の完結記念として企画した「柿澤是伸特別頒布会」の第1回、第2回作品を頒布した。今夜はその第1回頒布品の製作過程の話をしたい。6月に頒布会の案内をしてから大分日が経ってしまい申し訳ない次第である。今回の頒布品の「原」こけしは、「日本土俗玩具集」や「これくしょん」45号などで有名になった所謂「勘治一家」の4寸たちこ。有名なこけしだけあって高勘系の工人は殆どの人が作っているが、「原」からはかなり離れているようだ。今回は「原」こけしを渡して忠実に作って貰った。口絵写真はその表情である。

続きを読む "第33夜:「是伸頒布会」第1回裏話" »

第32夜:友の会10月例会(H27年)

151025reikai_iwatuki

昨25日(日)は東京こけし友の会の10月例会があったので、その報告である。天気は良いものの木枯らしが吹いて寒くなった中、67名の出席があった。先月、今月と70名を割っているが、秋のこけしシーズンでこけしのイベントが各地であり、そちらに出掛けられた会員も多いのであろう。おみやげこけしは岩附義正さんで4種類があり、直々に説明があった。ギャラリー担当は鈴木幹事で「桁倉沼郷愁」と題して、小椋久四郎の大寸2本を展示しての迫力ある話があった。新品こけしは5工人。第二部は、会員から遠刈田ろくろまつりの報告がスライドで行われた。口絵写真は、岩附さんのおみやげこけし。

続きを読む "第32夜:友の会10月例会(H27年)" »

第31夜:古計志加々美のこけし(渡辺喜平)

Kihei_kagami_kao

先日、ヤフオクで入手したこけし(渡辺喜平)の届いたので、胴底を見てみると工人名、入手日(製作日)の他に、朱色の漢数字で番号が記されていた。朱色の漢数字の番号と言えば、あの大正期盛の胴底にも記されており、戦前のこけし文献「古計志加々美」に掲載されているこけしを示す目印にもなっている。そこで、早速「古計志加々美」を開いてみると、モノクロ頁の36番にそれと思しきこけしが載っていた。形と描彩の特徴から、加々美のこけしに間違いなく、今夜はそれを紹介したい。口絵写真はその表情である。

続きを読む "第31夜:古計志加々美のこけし(渡辺喜平)" »

第30夜:高橋林平のこけし

Rinpe_kao

10月も中旬となり秋晴れの中にも朝夕は肌寒さを感じるようになった。この千夜一夜も(Ⅰ)が完結して(Ⅱ)へと移ってきたが、筆者の好みで掲載しているため、まだまだ未紹介のこけし(工人)も多い。そんな中から、今夜は遠刈田系の高橋林平のこけしを紹介しようと思う。口絵写真は、林平の表情である。

続きを読む "第30夜:高橋林平のこけし" »

第29夜:津軽の競作3(佐藤善二)

Zenji_kasakobe_kao

先日のヤフオクに佐藤善二の笠幸兵衛型こけしが出ていた。津軽系の多くの工人が、この笠幸兵衛型を作っているのは良く知られているが、幸兵衛型の先駆者である善二の笠幸兵衛は今まで見たことがなかった。これは何とか手許で良く見てみたいと思い、頑張って入手した。出品者によれば、善二はデパートでの催事に出る時には普段作らないものを目玉商品として作っていたとのことで、この笠幸兵衛型もそんな折に作られたのであろう。口絵写真は、その表情である。

続きを読む "第29夜:津軽の競作3(佐藤善二)" »

第28夜:チビ盛が来た!

Sakari_chibi_kao

先日のヤフオクに高橋盛の小さな立ち子(戦前作)が出ていた。6.1cmというミニサイズでありながら出品写真で見る存在感は抜群。「高勘」好みの国恵志堂としては見逃せない一品であり、激戦の中を運良くゲットすることが出来た。こんな小品は当時は沢山作ったであろうが、小さいこともあって殆ど残っていないようだ。今夜はその盛の立ち子を紹介したい。口絵写真はその表情である。

続きを読む "第28夜:チビ盛が来た!" »

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

最近のトラックバック

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ