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正月の友の会例会の入札に利吉名義の泰一郎こけしが出ていた。昭和7年頃ということから橘氏の「木形子洞頒布」品かと思われた。当時のものとしてはまずまずの保存状態であったが、胴模様の井桁に黄色が使われていたようで、その部分(2カ所)が退色して抜けているような感じに見えた。これは入手する事が出来なかったが、程なくして同様のこけしがヤフオクに出品された。こちらは友の会品よりも状態が良く入手出来たので紹介したいと思う。口絵写真はその表情である。
先日、楽語舎を訪れた折、1本の細長いこけしが目に付いた。安藤勇亀のこけしである。勇亀のこけしは、友の会の例会の中古こけしで見かけたこともあったが、あまり知られていないこけしであり、また18才との署名もあることから取り上げて紹介することにした。口絵写真は、その勇亀こけしの表情である。
今夜は、秋田県こけし展に出品されていた各工人のこけしを紹介しよう。但し、三春、沼倉、利亮、佐藤こずえ工人のこけしは完売だったため、残念ながら見ることは出来なかった。また、伝統性がはっきりしない工人省略する。口絵写真は、阿部木の実さんのこけしの表情である。
先週末の13日(土)、14(日)の2日間、東京こけし友の会の平成27年度の旅行会があったので、その報告である。今回は秋田県こけし展と犬っこ祭りへの参加がメインだったので、今年(28年)になってからの実施となった。参加者は18名。13日の12時にJR湯沢駅に集合ということで、東京発7:36の<こまち3号>で出発した全車指定であったが、かなり空席があった。岩手県に入ったあたりから雪景色になったが雪は少ないようだった。湯沢駅で集合後、先ず湯沢市内の「すゞや」で郷土料理の昼食。ここで、参加者に抽選で、胸に付けるリボン付きの豆こけし(2寸)とお土産こけし(4寸2本)が配布された。口絵写真は、筆者に配布された菅原修さんのリボン付き豆こけし。
昨年11月の「こけし談話会」は鳴子の秋山一家がテーマであった。秋山忠が中心ではあったが、息子の忠市や孫の忠男も対象であった。忠市については鹿間旧蔵の昭和14年作が持ち寄られ、忠市の初期のこけしとして観賞した。ところで、最近、古い鳴子こけしを入手した。戦前物にしては保存状態は良く木地もしっかりしているが、描彩が何とも覚束ない。描き始めて未だ間もない時期の作と思われた。胴底には「忠市」という署名と「8.6.24」という書き込みがある。昭和8年の秋山忠市のこけしということであろうか。談話会で見た忠市の初期こけしとは大分作行が異なり、改めて忠市の略歴を見直してみた。今夜は、その報告をしよう。口絵写真は、忠市こけしの表情である。
湊屋のこけしの続きで、今夜は佐久間兄弟の長兄由吉のこけしを取り上げたい。明治5年生れの由吉は12歳の頃から木地修業を始めたのであるが、明治23年の水害によって土湯を離れており、昭和10年代になって復活する以前のこけしは知られていない。復活以降は継続的にこけしを作り続け、戦後も30年代まで作っているので、かなりの数が残っている。「木の花」によれば由吉のこけしは、初期、1期、2期、3期、戦後の5期に分かれるようだ。口絵写真は由吉こけしの表情である。
昨夜に続いて楽語舎で注目したこけしの紹介である。土湯系湊屋の佐久間兄弟のこけしは、戦後作が数多く存在している由吉と虎吉以外は、その残るこけしは多くなく、人気も高いために入手しずらいこけしでもある。米吉のこけしについては、千夜一夜(Ⅰ)の第257夜で一度紹介したが、その後手元を離れてしまったため、入手の機会を伺っていた。今回、楽語舎の棚にその姿を見つけ、状態、価格が程々だったので入手した。口絵写真は、その表情である。
先日のこけし談話会の時に、楽語舎(旧たんたん)に良いこけしがあるとの話を聞いた。楽語舎に代わってから未だ一度も訪問していなかったので、昨日早速出掛けて来た。京王線高幡不動の駅から表参道に面した「蔵」仕様のビルの3階に楽語舎はあった。以前の「たんたん」はコーヒー店がメインの「お店」であったが、楽語舎はマンションの一室という感じで靴を脱いで上がる。10人以内が程よい人数で20人を超えると座る場所が無くなってしまうくらいの広さである。談話会で聞いた話で目星を付けていたこけしから、今夜は佐藤吉之助のこけしを紹介しよう。口絵写真は、その表情である。
今日7日は、東京こけし友の会のこけし談話会があったので、その報告である。好天の中、人気の盛秀太郎のこけしがテーマということもあって、20名を超える参加者があり、若い方々の顔も多くみられた。盛秀の正末昭初から戦後までの30本ほどのこけしが集まった。勉強会の後の懇親会も含めて大いに盛り上がった談話会であった。口絵写真は、初期の盛秀こけしの表情である。
昨夜の繋がりで今夜も肘折系(湯田)のこけしを取り上げたい。先日、数本のこけしを入手する機会があり、その中に追加して手元に来たものである。2寸1分の豆こけしであるが、その存在感、特に得も言われぬ表情にすっかり魅せられてしまった。湯田のこけしであろうことは何となく頭に浮かんだが、豆こけしであることもあって直ぐには誰の作か分からなかったが、小林英一のこけしとのこと。口絵写真はその表情である。
先週末の土・日に一泊二日で蟹ツアーに行ってきた。昔の職場の仲間との旅で、多くの仲間が退職して時間にもゆとりが出来、ようやく実現したものである。場所は城崎温泉の隣駅の竹野という所で夏の海水浴と冬の蟹が有名とのこと。せっかくなので、城崎温泉で一風呂浴びてから竹野に入った。蟹が目的のツアーなので蟹民宿に泊まり、普段はなかな食べられない立派なずわい蟹を腹いっぱい堪能した。相応の宿泊費に遠方からの交通費が重なってり、贅沢な旅であったが満足度は高かった。さて、今夜は先日の友の会で入手した小林昭三のこけしを紹介しよう。口絵写真は、その表情である。
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