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第78夜:友の会2月例会(H28年)

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今日(28日)は東京こけし友の会の2月例会があったので、その報告である。東京マラソンと重なる暖かな日曜日、出席者数が懸念されたが77名と2月にしては多数の方々の参加を頂いた。新入会員の方1名の紹介の後、例会が開始された。おみやげこけしは鳴子系の高橋義一さんで、3寸5分こけし4種。ギャラリーは前会長の吉田氏が担当で遠刈田の作田隆のこけし。新品頒布は6工人。中古こけし頒布、入札、抽選にて第一部を終了。こけし界ニュースを挟んで第二部は今年に入ってからの各種イベントと旅行会の報告がスライドを用いて行われた。最後に、岩附工人他の寄贈こけしを巡るジャンケン大会で盛り上がって閉会となった。口絵写真は、受付で頂いたおみやげの義一こけし。

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こちらが、高橋義一さんのおみやげこけし4種。

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ギャラリーで展示された作田隆のこけし。右端は作田栄利のこけし。

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こちらが、新品頒布こけし。左から初頒布の吉野誠二さんの周助明治型と昭和型三白眼、同じく初頒布の新山匠太さん、荒川洋一さん、我妻敏さん、岩附さん。他に新山実さんの小寸こけしがあった。

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中古頒布こけしの群像。

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入札こけし。後列左から、村井操、村井操(福太郎名義)、佐藤英太郎(昭和45年)、菅原敏の三蔵型、桜井(佐藤)実の甚四郎型、佐藤丑蔵(68歳)。中列左から、佐藤護(60歳)、佐藤英太郎(昭和45年)、西山憲一、二代目虎吉(義雄署名)、小林善作、佐藤丑蔵(77歳)。前列左から、蔦作蔵のこけし物入れ(戦前作)、井上ゆき子、黒田ムメノ、大野栄治、高橋通初期作2本、鳴子不明。

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こちらも入札品。斎藤弘道の珍しいこけし車(昭和43年頃か)

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抽選こけし。後列左から、佐藤伝、菅原庄七、岩本芳蔵、佐藤春二の幸太型。中列左から、本間久雄、今晃の福太郎型、今泉房雄の一次型、岩本芳蔵。前列左から、阿部常吉の臼と杵、高亀の野菜かご、二代目虎吉、佐藤英太郎、今晃えじこ(小)、大内一次、瀬谷幸治、笹森淳一、今晃えじこ(大)、高橋恵美子。

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岩附工人寄贈のこけしを巡り、岩附工人(左から二人目)とのジャンケン大会。

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2月例会でゲットしたこけし4点。左から、高橋金三の梅吉型8寸でかなり初期の作と思われる。中古頒布品の中に最後まで残っていたもので保存状態はとても良い。次は義一のおみやげこけし。次は吉野誠二さんの周助明治型8寸(新品)でロー引き無し。頭が大きく凄い迫力。大振りの描彩も闊達で見事な出来栄え。周助の各型を作っているようで今後が期待される。右端は入札品の桜井実の甚四郎型。桜井署名で、甚四郎型としては初期の昭和30年代の作。大きな肩と裾広がりの堂々とした姿が美しい。この4点で、例会会費(1500円)を含めてほぼ1万円の出費であった。

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