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第90夜:正司さん訪問

Masashi_kubifuri_kao

こけし工人の老齢化と後継者問題は、やや活気を取り戻してきたこけし界に深刻な影を落としている。弥治郎系や遠刈田系など新人工人の出現は嬉しい話であるが山形系ではそのような話は無く、現在純粋に山形系のこけしを作っているのは小林清さんと長谷川正司さんの二人くらいである。その正司さんも3年前に奥さんを亡くしてからは休業状態となり昨年後半からようやく仕事を始めたような状況であった。その後今年にかけて体調を崩したこともあり、様子を伺いに米沢を訪ねた次第である。現在は体調もすっかり回復して頗る元気になっており、往年の切れ味鋭いこけしを作っていて安心した。口絵写真は依頼していた吉太郎写しの表情である。

25日の朝に東京を発ち、10時半に米沢着。駅から電話をして迎えに来て貰い、自宅兼工房へ。先ずは、亡き奥様に焼香して座敷へ。

Masashi_kubifuri_hanashi3

Masashi_kubifuri_hanashi1

Masashi_kubifuri_hanashi2

久し振りの訪問で、依頼していた吉太郎写しの話に花が咲く。

Masashi_kubifuri_sagyoba

こちらが自宅の奥にある工房。

なお、近作こけしについては後日紹介する予定…。

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