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2016年5月

第96夜:友の会5月例会(H28)

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昨22日(日)は東京こけし友の会の5月例会があった。好天で夏を思わせる暑さの中、72名の出席者があった。おみやげこけしは遠刈田系の早坂政弘さんで、何と20種類の胴模様を描き分けてくれた。今回から、こけし界ニュースが最初となり、続いて例会ギャラリー、こけし頒布(新品、中古、入札、抽選)と続いて第一部が終了。第二部は、昭和初期のフィルム映像で、大沼竹雄と思われる工人の木地挽きと描彩の様子を観賞、また全日本こけしコンクールや四国で行われたこけし展示会の様子がスライドで報告された。最後に、こけしの色紙をジャンケン大会で配布して閉会となった。口絵写真は、早坂政弘さんのおみやげこけし。

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第95夜:作田栄利のこけし(3)

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遠刈田系の作田栄利のこけしは、それほど人気のあるこけしではないかも知れない。しかし玄人受けするこけしなのであろう。「木の花」では第弐拾号の『戦後の佳作』と第弐拾六号の『戦後の栄利こけし』で詳しく解説されている。栄利は遠刈田の名門吉郎平の弟子で大正時代からこけしを作っているが戦前で残るこけしは昭和15年に友晴の木地に描彩したものが中心で、そのこけしの多くは戦後のものである。戦後は昭和24年頃より作っているようだが、文献等での紹介は28年頃からのものである。先日ヤフオクに出品された栄利こけしは28年より古いものと思われ入手した。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真は、その栄利こけしの表情である。

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第94夜:西山徳二のこけし(若冲展)

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昨日は東京都美術館で開催されている「若冲展」に行って来た。9時半の開場前に行くつもりが、交通トラブルで9時半を廻って到着。会場前は既に長蛇の列。当日券の購入に30分を要し、それから並んで3時間待ち。開場前に既に4000人が並んでいたと言う。多くの人がGWの混雑を避けたことが裏目に出たようだ。会期末まで2週間を切って、更に混雑は続くだろうとのこと。最近人気の若冲の作品は確かに一見の価値ありだが、団塊世代を含む高齢者がシニア割引を使って大量に押し寄せているようだ。筆者もその一人ではあるが(苦笑)・・・。文末に写真を掲載。

さて、土湯系の西山徳二のこけしは隠れた人気のこけしであると思う。阿部新次郎の弟子であり、土湯の名家阿部一族の流れをくむものであるが、新次郎のこけしが兄の治助ほどには評価されていないためか、文献などでも取り上げられることも少ない。徳二は昭和16年に戦死したため、その製作期間は長くみても昭和5年から14,5年までの10年間ほどで、残るこけしは昭和7年くらいからであろう。この10年にも満たない間で徳二のこけしは大きく変化し、2期に分けることが出来るだろう。今夜は、その2期の徳二こけしを比較・検討してみたいと思う。口絵写真は前期徳二こけしの表情である。

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第93夜:荒川洋一さんの氏家写し

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2年越しで製作をお願いしていた荒川洋一さんの氏家写しが送られて来た。氏家亥一のこけしは橘文策氏の「木形子談叢」に2本掲載されているが、その内の1本大きい方が平成25年の10月にヤフオクに出品されて首尾よく入手、その年の12月に「ねぎし」で開催された山河の響会の展示会で上京された荒川さんに依頼したものである。その時の写真はKokeshi Wikiの荒川洋一の項に載っている。荒川さんは鹿間時夫氏の依頼でこの氏家型を作り始めたとのことであるが、現物を見たのは今回が初めてで、現物を見れば見るほどその難しさが分かり、一旦は写しへの挑戦を中断したとのことであった。荒川さんは今回の製作で勉強になったことも多かったと話しており、写し製作の意義を改めて再認識させられた。口絵写真は、その氏家写しの表情である。

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第92夜:こけし談話会(七郎・米吉・虎吉)

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早朝3時から始まったテニスのマドリード・オープン準決勝、ここまで粘り強く勝ち上がってきた錦織であったが、宿敵ジョコビッチの前に善戦及ばずストレート負け。ATPマスターズ1000の初優勝は次回に持ち越しとなった。殆ど睡眠をとらずに午後からは、友の会のこけし談話会に参加。GW最終日で母の日ということもあってか女性の参加者が少なく、14名の参加。テーマである土湯系湊屋兄弟、佐久間七郎・米吉・虎吉のこけしを存分に堪能して来た。口絵写真は大名物の大頭虎吉こけしの表情である。

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