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第107夜:日出男の甚四郎型(荒川の花火)

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昨夜(8/1)は江東花火大会(荒川)があり、屋形船での花火見物に行って来た。ここ数日、関東地方はゲリラ豪雨に見舞われており、天気予報でも雨が予想されていたが、何とか雨に会わずに見物を終えることが出来た。屋形船の船宿にとって花火見物は目玉のイベントであり、多くの観客が集まっていた。さて、こけしの方は、7月の友の会例会で入手した石原日出男の甚四郎型である。口絵写真は、その表情である。

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こちらが乗船した屋形船。満員だと120人くらい乗れるとのこと。

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屋形船の内部。船宿の女将が挨拶をしているところ。1テーブルに4人から6人が座っている。

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周りには多くの屋形船が…。

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屋形船(川)から見ると花火は正面に上がり、障害物が無いために最上の見物席である。


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さて、こちらが石原日出男の甚四郎型こけし。大きさは8寸。甚四郎、北海道(洞爺湖)時代の作の写しである。洞爺湖時代の作は昭和15年に深澤氏が訪問した際に作った2本が知られている。日出男は木地は挽かないため、木地は別人であり、仙台の佐藤正廣も最初のころは作っているが、本作の木地は誰のものかは判然としない。頭の形などかなり「原」に近いようだ。甚四郎型は、甚四郎の養子である大沼俊春の他、佐藤実も自身の中心こけしとして作っており、桜井昭二も作っていた。日出男は描彩が巧みであり、甚四郎の雰囲気を良く現していると思う。

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日出男の別の甚四郎型と並べて見た。左のこけしは右寄り後の作。頭の形がかなり違っており木地は右とは別人と思われる。木地に合わせたのであろうか、日出男の描彩も筆が走ってかなり自由に描いた風があり、「原」からはやや離れたようだ。しかし、古鳴子の雰囲気はしっかりと残っており、流石である。

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