第115夜:友の会旅行(H28)1日目
9/10(土)~11(日)の二日間、東京こけし友の会の平成28年度旅行会があったので、その報告である。今回の旅行は、遠刈田のろくろまつり参加をメインに、1日目は木地業にも縁の深い七ヶ宿を訪問し、2日目には弥治郎こけし村と白石のうーめん祭りも見学する盛り沢山のコースであった。参加者はご夫婦3組を含めて19名。東北新幹線の白石蔵王駅に10時に集合し、駅前で全員の写真を撮ったのち、マイクロバスで出発となった。口絵写真は参加章代りのリボンこけしで、筆者のは1寸7分の日下秀行さん作のこけしが付いていた。これを楽しみにしている参加者も多い。
マイクロバスに乗って直ぐ、今回の旅行のお土産こけし(4寸2本)がくじ引きで配布された。筆者分は日下秀行さん(左)と高田トシオさん(右)。トシオさんのこけしには胴下部裏にテントウムシ(赤もあり)が描かれており、話題となった。
七ヶ宿は古くは参勤交代にも使用された街道沿いに7つの宿場があったことからその名が付いたとされ、平成3年に七ヶ宿ダムが出来てからは、広大な高原を中心にした「水と森の行楽地」としても有名である。
こちらは、道の駅七ヶ宿の隣にある「七ヶ宿町水と歴史の館」で、今は湖底に沈んだ集落など、各種の資料の他、日本の原風景を彷彿させる写真や絵画が展示されている。館長さんによれば、こけしもかなり保存されているそうで、大寸の1本(桜井良雄作)を出してくれた。
七ヶ宿横川は「木地師の里」。今回は横川の歴史に詳しい高橋国雄氏(木地師学会会員)から古文書を見せて頂きながら、貴重なお話を伺った。
さて、いよいよ、伝統こけしろくろまつりが開かれている蔵王こけし館へ。午後になって時間も大分経っているので訪問客も少なくなっていたが、昼頃までは大勢の客で賑わっていたとのこと。
さて、いよいよ、伝統こけしろくろまつりが開かれている蔵王こけし館へ。午後になって時間も大分経っているので訪問客も少なくなっていたが、昼頃までは大勢の客で賑わっていたとのこと。
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