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先週末の締め切りで保存状態が良好な古品が20本程、ヤフオクに出ていた。ここ暫く古品の出品が途絶えていたので注目して見ていた。中に何本か欲しいこけしがあり、入札に参加して2本を入手することが出来た。昨年は極上の古品が大量に出品され、その価格も鰻上りであったが、昨今は大分落ち着いてきて、相応の価格で手にできるようになったのは喜ばしい。さて、今夜は入手した内の1本、岩本芳蔵のこけしを紹介しよう。出品コメントでは大きさが7センチとなっており、豆こけしに近い小品と思っていたが、届いたこけしは17センチの立派なものであり、嬉しい間違いであった。口絵写真はその芳藏の表情である。
昨23日は、東京こけし友の会の10月例会があった。10月は毎週のようにこけし関係のイベントが開催されており、その疲れもあってか出席者は65名とやや少な目であった。おみやげこけしは蔵王系の田中恵治さん、ギャラリーは田中幹事の担当で、十八番の小寸こけし、今回は土湯系の傘こけし各種を展示して解説された。新品頒布こけしは6工人。入札は、お楽しみ入札会と題して、最低価1000円で31点が出品され、多くの参加者に楽しんで頂いた。第二部は、今年で最後となった山寺のこけし塚供養祭を始め、こけし関係のイベントの報告があった。最後に恒例のジャンケン大会で終了となった。口絵写真は筆者が頂いた田中恵治さんのおみやげこけし(幾雄型)である。
外鳴子系列に分類される長谷川清一のこけしはなかなか縁が無くコレクションに入っていなかったが、先日のヤフオクでようやく入手することが出来た。清一こけしの鄙びて玩具っぽい雰囲気が最大の魅力ではあるが、それ以外に、あご線(二重あご)が描かれていることも気になっていた。同じく、外鳴子系列の高瀬善治のこけしにも、あご線が描かれているからである。あご線が描かれたこけしは、この両名と「こけし鑑賞」で鹿間氏が取り上げた松田徳太郎の描彩こけし(木地徳太郎、描彩は別人か?)くらいであり、あご線の由来は気になるところではあった。口絵写真は、今回の清一こけしの表情。
10月に入ったが、秋晴れには程遠いすっきりしない日が続いている。気温も高かったり低かったり、油断していたら案の定、風邪を引いてしまった。若い頃とは違い、身体は確実に弱くなっているようだ(苦笑)。さて、ヤフオク上では今さんのこけしが相変わらず賑わっている。復元作から本人型まで、幅広く多様なこけしを作り、若い人から年配者まで愛好家は多いようだ。2か月ほど前、そんな今さんのこけしで気になる作が2,3本ずつ纏めて数回出品された。何回目かにようやく入手することが出来たので、今夜はその話をしよう。気になる点とは、「眉が薄墨で描かれている」ことである。口絵写真は、その今こけしの表情である。
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