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第126夜:Kawaiiこけし展(人形の家)

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昨12日の午後、横浜人形の家で開催されている「Kawaiiこけし展」を見て来たので、その報告である。人形の家は入館料が大人400円であり、この展示会は別途200円がかかるため都合600円が必要となる(65歳以上のシニアは50円の割引あり)。平日であり、別途200円がかかるためか、残念なことに入館者の多くはこの会場の前を素通りしていた。人形の家は駐車場もあって大型の観光バスが何台も駐車でき、相応の入場者もあると思われるが、追加料金のために、そういう方々にせっかくのこけしの展示を見て貰えないのは何とも残念なことである。そのため静かな会場でゆっくり展示を見ることは出来たが…。内容は、「Kawaii(可愛い)」という第三次こけしブームのキーワードを冠した展示会であり、そのテーマに沿ったこけしが展示されていた。

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こちらが会場の入り口。本間直子さんのこけし看板が微笑んでいるが、ここで立ち止まって、有料という表示を見て素通りする入館者が多かった。

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奥の広場に通じる通路の両側にはテーマとなる女性工人の可愛いこけしが並んでいる。

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山谷レイさんのこけし。

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本間直子さんのこけし(右側)と師匠の佐藤善二さんのこけし(左側)

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梅木直美さんのこけし(右側)と父・師匠である修一さんのこけし(左側)

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野地三起子さんのこけし(左側)と父・師匠である忠男さんのこけし(右側)

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富塚由香さんの小寸こけし

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新山真由美さんのこけし(左側)と吉紀さんのこけし(右側)

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中央の広場には、大きなこけしの張りぼてが5体置かれており、突き当りの正面にはプロジェクタからビデオが放映されており、鳴子の大沼秀顕さんの製作風景等が映されていた。

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この広場の周囲の壁には、11系統のこけしが1~2系統ずつ展示ケースに入れて展示されている。

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こちらは土湯系の展示ケース。

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展示ケースの一つには、阿部進矢さんの作品が展示されている。

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中央広場の右手には、こけしに関する解説が展示されたコーナーがある。

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コーナーの正面の壁には、こけしの頭部、表情、胴模様の解説とこけしの展示がある。こちらは、目と鼻の描法の解説。

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コーナーの左手に置かれた古品こけし。

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その向いの右手には、典型的な今風のこけしが色鮮やかに展示されている。

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コーナーの右手入り口には、椅子とテーブルが置かれていて、テーブルの上には、こけしの塗り絵と色鉛筆が置かれており、自由に塗り絵を楽しむことができる。

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人形の家の1階にあるショップ(こちらは館の外になるので無料)には、新作の「可愛い」こけしの販売もある。

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