第145夜:友の会12月例会(H28)
昨11日は、今年最後の友の会12月例会があった。11月例会から2週間ほどでの例会で参加者が心配されたが、68名の出席があった。おみやげこけしは土湯系の野地三起子さん。例会ギャラリーは「大沼新兵衛とその後継者たち」がテーマ。今月は新品の頒布は無く、頒布は中古品が中心で、更にこけし関連文献の頒布もあった。入札・抽選こけしの頒布のあと、第2部は、みちのくこけしまつりの報告と各系統のこけし製作を記録したビデオの放映があった。最後に恒例のこけしとカレンダー等を巡るジャンケン大会で盛り上がり、散会となった。口絵写真は、筆者が入手した三起子さんのおみやげこけし。
こちらが野地三起子さんのおみやげこけし4種。坊主と帽子2種、表情もそれぞれで楽しい。
こちらは入札こけし。後列左から、渡辺喜平(戦前)、佐藤春二の古型、秋保の佐藤一夫(円夫)19歳、一番人気の佐藤文吉の文六型(ガラ入り)、佐藤春二の茂吉型、佐藤伝喜(昭和33年6月)、小幡福松(戦前?)。前列左から、新山栄五郎宅で求めたとの記入のある弥治郎古作(木地のみ)、奥瀬鉄則の通称カメ、小椋久太郎、伊藤松三郎の古型2本セット、今晃の五平型、安保一郎、作田栄利の三福人(入れ子)、佐藤英太郎のこげす(昭和46年の友の会おみやげ)。
こちらは抽選こけし。後列左から小林定雄、井上ゆき子の春二古型(友の会40周年記念)、佐藤巳之助の大正型クリ頭、村井操、二代目虎吉の戦後由吉型、今晃。中列左から、石山敏幸(石山和夫長男)、西山憲一の弁之助型、小倉篤、鈴木安太郎、佐藤巳之助、奥山広三、斎藤右内の政五郎型、小松五平、岡崎斉、高橋佳隆、高瀬善治、渡辺恒彦、今晃。前列左から、高橋忠蔵の入れ子ダルマ(中は空)、阿部進矢の小寸2本組、佐藤昭一の小寸。
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