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第147夜:伝統こけし名品展(あおぞら)

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この週末、東京の3つのこけし店でこけしの展示・即売・入札会が開かれている。今年もあと2週間余り、今年最後のこけしイベントになるだろう。一昨日、あおぞらさんから電話を頂いたので、昨日夕刻出掛けてきた。ひやね(神田)、楽語舎(高幡不動)は今日(17日)が即売・入札日であるが、あおぞらは入札締め切りが18日なので、出品作などを紹介したいと思う。なお、あおぞらさんは新橋の店は閉店となったが、こけしのイベントは年に何回か会場を借りて開催したいとのことであった。口絵写真は、即売コーナーに並んでいた佐藤丑蔵こけしの表情である。

「伝統こけし名品展」と銘打った、あおぞらの即売・入札会は、銀座一丁目画廊(奥野ビル4階、401号室)で開かれている。JR有楽町駅からだと少し歩くが、地下鉄有楽町線の銀座一丁目駅からは目の前である。期間・時間は、14日(水)~20日(火)までで、入札は16日から18日(締め切りは18日午後3時)とのこと。店主の岩崎さんが居ないこともあるので、電話(090-4433-0575)で確認したほうが良いだろう。会場は1フロアーで2面の棚に即売品と入札品のこけしが並んでいる。


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こちらが、即売品の棚。16日の17時の時点では、このようなこけしが並んでいた。即売品なので、売れてしまったものも相当あるのだろう。即売価格はお手頃価格であった。

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こちらが、入札品の棚。全部で16本が出品されている。以下、個別に見て行こう。価格は最低価。

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左から、佐々木金次郎(昭和9年)35,000円、佐藤広喜(昭和14年)50,000円、小林栄蔵(昭和7年)35,000円、小林清蔵(昭和9年)35,000円、大野栄治(昭和8年)100,000円、新山栄五郎(昭和10年)20,000円、佐藤丑蔵(昭和11年)150,000円。

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左から、佐藤正吉(昭和5年)85,000円、我妻勝之助(昭和7年)400,000円、佐藤慶治50,000円、佐藤松之進50,000円、渡辺幸九郎40,000円。

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左から、佐藤英太郎(昭和34年、20歳)25,000円、新山久治(昭和29~30年)30,000円、佐久間米吉20,000円、西山勝次20,000円。

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