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第161夜:正吾のこけし細工物(1)

Syogo_ireko_mage_kao

国恵志堂はこけしの細工物が好きである。こけしに関する細工物という点では、入れ子こけしと刳り貫いた中に小物を入れたえじこが双璧であろう。このようの細工物を作る現行の工人としては鳴子の高橋正吾さんは最右翼と言って良いであろう。精巧な細工物を作るには優れた木地技術が必要であり、小さい時から老舗「高亀」で鍛えられた正吾さんならではの多彩な作品が知られている。今回紹介するのは傘と髷の2体の細工こけしで、その中に小こけしやえじこ、だるま等の小物が入っている。今夜は、その内の髷こけしを紹介しよう。口絵写真は髷こけしの表情である。

Syogo_ireko_pair

こちらが傘と髷の細工こけしのペアである。製作時期に10年もの違いがあり、全く別々に入手したものであるが、ペアとして何ともしっくりといく2体である。

Syogo_ireko_mage_2men

今夜紹介の髷こけしである。大きさは8寸2分。平成6年9月の署名があり、材質は椿であろうか光沢がある。

Syogo_ireko_mage_naka

Syogo_ireko_mage_all

胴中央やや上に締めた帯(欅材か)の上で胴は二つに分かれ、さらに頭部の髷が上に抜けるようになっている。頭の中にはダルマと姫ダルマ、胴の中には小こけし3本とえじこ、ねまりこの5体が入っている。

Syogo_ireko_mage_zogan

なお、胴中央の帯には5つ紋(5個の円形の模様)を象嵌で入れている。これと全く同型の細工こけしが「第3回新しい伝統こけし展」(平成6年6月)に出品されている。

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