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第251夜:健康美人(作り付け周助型)

Mino_tukuri_kao

今日(17日)は嬉しい1日であった。平昌の冬季五輪で羽生選手が日本待望の金メダルを2連覇で獲得、また宇野選手との一位、二位のダブルメダルでもあった。また、筆者が注目しているカーリング女子も午前は中国に接戦で敗れたものの夜間にはOARに快勝して、4勝1敗で予選を折り返した。明後日からの後半戦が楽しみである。さて、肘折系の周助型は巳之助・昭一父子が「たつみ」の勧めで周助に肉薄する作品を作って人気を博した。その周助型には、明治・大正・昭和の3型を中心に多くの種類があるが、表情の強い迫力のあるものが多い。そんな中から今夜は、比較的おとなしい表情のこけしを紹介しよう。口絵写真はそんな巳之助こけしの表情である。

Mino_tukuri_syo1

手元にある周助型のこけしの中で気に入ったこけしがある。佐藤昭一の7寸5分作り付けのこけしである。周助型にしては穏やかな表情であるが、健康的な明るい笑顔が清々しいこけしである。同じ型の巳之助こけしを探していたが、先日のヤフオクに大小2本の同型のこけしが出て来た。

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こちらがそのこけしである。左は前述の昭一作。中央と右は巳之助作で7寸5分と1尺である。これらのこけしの「原」となる周助こけしがあるのかどうか分からないが、「こけし春秋(No76)」には『たつみの巳之助こけし頒布』のタイトルで、「たつみ」が頒布した各種の巳之助こけしの写真が掲載されている。それによると、このこけしは作り付け3本組(明治・大正・昭和)として頒布されたものの中の昭和型で、尺の方は大寸故か肩に段が付いている。また、真ん中の昭和型は前髪の先が揃っており、左右の2本のように前髪の真ん中で左右に分かれていないという特徴がある。

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