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2018年6月

第279夜:春二の幸太型(初作?)梅雨明け

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今週になってから梅雨の晴れ間が続いていると思ったら、昨日(29日)になって関東地方は梅雨明けが宣言された。6月中の梅雨明けは観測史上初だという。これから長く暑い夏が続くのであろうか…。さて、6月の友の会例会の入札品の中に佐藤春二の幸太型のこけしがあった。長く人気を保っていた春二のこけしも最近は勢いが無くなり、今回の幸太型も応札者は筆者一人という状況であった。幸太型は国恵志堂のコレクションアイテムの一つであり、今回の作も春二の初期の幸太型と思われたので入札に参加した次第。口絵写真はその表情である。

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第278夜:友の会6月例会(H30)

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連日の梅雨空が明けた昨24日(日)、東京こけし友の会の6月例会があった。出席者は約50名。100名を超える出席者が会場に溢れ、展示されたこけしを見るのも一苦労だった例会が遥か昔のことのように思われる。その分、ゆっくりとこけしを眺め、お気に入りの作品を見つける余裕ができた。例会は、この週末から始まる、とげぬき地蔵尊高岩寺信徒会館での「山形県のこけし製作・実演」の抽選入場の話から始まり、ギャラリーは江戸時代に生まれた工人の作ったこけしの展示と解説、新品こけしの頒布は6工人、状態の良い古品を含む入札・抽選・中古こけしの頒布と続き、第二部は鳴子で開催されたこけし談話会、下谷こけしまつり、伝統の匠展(佐藤正廣さん)の模様がスライドで紹介された。口絵写真は、筆者が頂いた本間功さんのおみやげこけし。

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第277夜:秀顯さんの岩太郎型

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鳴子の大沼秀顯さんは還暦を迎えてから大沼家の古作こけしの復元に力を入れている。大沼家の祖である岩太郎のこけしと言われているもの(伝岩太郎)はこれまで4種知られていた。秀顯さんが先ず手掛けたのは、その中で木地竹雄と言われている元村勲教授蔵の4本で、最も大きいものから初めて今年になって4本全てを作り上げた。今年になってからは残る3種を大阪こけし教室の依頼で復元していた。17日に「ねぎし」に行った折、その3本が出品されており入手したので紹介しようと思う。口絵写真は、川口コレクション所蔵の伝岩太郎写しの表情である。

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第276夜:佐藤正一(最晩年2)大阪地震

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今朝大阪を襲った地震は震度6弱で、大阪では過去最大の大きさだったとのこと。3名の方が亡くなり、通勤・通学時間帯だったこともあり、交通機関の大混乱を含め、大きな被害が出てしまった。被害を受けられた方々にお見舞いを申し上げる。大地震といえば、2011年3月11日に発生した東日本大震災を思い出す。あの時は棚から落下したこけしが室内に散乱し、赤の染料が顔に付いた血染めのこけしが目に浮かぶ(第518夜)。さて、今夜は土湯の佐藤正一のこけし。第341夜で「最晩年のこけし」として昭和40年の作を紹介したが、その後の作品が出てきたので紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第275夜:第7回下谷こけしまつり

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今年も6/15(金)から今日17日(日)まで、東京鶯谷の挽物玩具「ねぎし」で下谷こけしまつりが開催された。初日の午後に出掛けるのが恒例となっているが、今回は腰痛と天候の影響で今日になってしまった。昼前に会場に着くと、外人の親子連れ等数人の客が訪れていたが、暫く前までは殆ど客がおらず、工人達も手持無沙汰の様子であった。実演に上京した工人は、大沼秀顯、新山吉紀、新山真由美、阿部国敏、平賀輝幸の5名で、他に本間直子さんが作品だけの参加であったそうだが、作品は既に完売であった。口絵写真は展示作品の群像である。

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第274夜:こけし談話会in鳴子

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平成30年度第1回のこけし談話会が6月2日(土)の午後、鳴子温泉で開催された。年4回開催されるこけし談話会は東京開催では工人の参加が難しく、昨年から1回は地方(現地)で開催するようになり、今年は現地開催の2回目である。会場は鳴子ホテルの会議室、工人9人を含めて25名が参加し、鳴子系の多くの古品も集まり、大変有意義な談話会となった。夜間には懇親会も開催されて、楽しい集まりとなった。口絵写真は、集まったこけしの群像の一部。

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第273夜:久志のこけし(ピーク期か)

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今日から6月になった。こけしの文献等に、こけし界の先達たちによって「ピーク期」だとか「佳作」などと評されているこけしはやはり気になるし、出来る事なら手元に置いて鑑賞したいと思うものである。弥治郎系の新山久志のこけしも中屋惣舜氏によって「木の花(第拾四号)」の「ピーク期のこけし(1)」に取り上げられている。そこでは久志の昭和30年の8寸が「ピーク期のこけし」として紹介されている。5月の友の会例会の入札にそれと同型と思われるこけしが出品されていた。口絵写真はその入札で入手した久志こけしの表情である。

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