第278夜:友の会6月例会(H30)
連日の梅雨空が明けた昨24日(日)、東京こけし友の会の6月例会があった。出席者は約50名。100名を超える出席者が会場に溢れ、展示されたこけしを見るのも一苦労だった例会が遥か昔のことのように思われる。その分、ゆっくりとこけしを眺め、お気に入りの作品を見つける余裕ができた。例会は、この週末から始まる、とげぬき地蔵尊高岩寺信徒会館での「山形県のこけし製作・実演」の抽選入場の話から始まり、ギャラリーは江戸時代に生まれた工人の作ったこけしの展示と解説、新品こけしの頒布は6工人、状態の良い古品を含む入札・抽選・中古こけしの頒布と続き、第二部は鳴子で開催されたこけし談話会、下谷こけしまつり、伝統の匠展(佐藤正廣さん)の模様がスライドで紹介された。口絵写真は、筆者が頂いた本間功さんのおみやげこけし。
本間功さんのおみやげこけし4種。左から本人型、泰一郎型、米吉型、石蔵型。
入札こけし。後列左から、奥瀬鉄則、佐藤文吉、小林昭三、佐藤春二(幸太型、S35年)。中列左から、二代目虎吉(由吉型)、佐藤吉雄(戦前?)、佐藤吉弥、高橋きくゑ(戦前)、小椋久四郎(戦前)、佐久間俊雄、佐藤丑蔵、伊藤常治。前列左から佐藤文吉(2本組)、高橋武蔵(戦前)、鳴子不明。
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