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第319夜:友の会12月例会(H30)

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昨9日(日)は東京こけし友の会、今年最後の例会があった。こけし界ニュースで今年亡くなった工人を偲んだ後、例会ギャラリーは江口委員の担当で木地について興味深い話があった。おみやげこけしは遠刈田系の我妻昇さん。今月の新品は今年の頒布こけしのストックが特別価格で頒布された。他に保存状態の良い中古こけしやこけし関連文献の頒布も多数あった。第二部では、高尾山こけしまつりやみちのくこけしまつりの報告がスライドを用いて行われた。その後、橋本正明氏より「たつみ頒布の慎二こけし」の話があり、そのたつみ頒布用の慎二こけしが出席者全員に配布された。最後に恒例のじゃんけん大会で閉会となった。なお、鳴子の大沼秀顯さんが飛び入りで例会に参加されて、今年最後の例会に華を添えた。口絵写真は筆者が手渡されたおみやげこけし。

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こちらが、我妻昇さんのおみやげこけし4種。右2本は、津軽の工人フェスでも出していた小顔こけし。

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江口委員による例会ギャラリーで展示されたこけしや木地製品。テーマは「こけしは生きている」で、こけしの材料である木材について多面的に解説された。

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ストックされていた今年頒布の新品こけし。

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入札こけしと木地玩具など。後列左から、二代目虎吉、井上ゆき子の栄治型、佐藤英裕17歳。中列左から高亀の汽車、大泉清見の汽車、梅木修一の百万塔、瀬谷幸治の汽車。前列左から、梅木修一の打ち出の小槌、大宮正安の茶釜、温海の提灯独楽、大泉清見の人形車、同じく親子独楽、同じく子持ちえじこ。

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抽選こけしと木地玩具など。後列左から、佐藤英太郎(足踏み)、奥瀬鉄則、佐藤誠孝の子持ちエジコ入りこけし、小林清次郎の子持ち達磨入りこけし、二代目虎吉の由吉型。中列左から、高橋佳隆3本組、同じく2本組、植木正子の由吉型傘、高橋佳隆。前列左から、今晃、稲毛豊(?)の人形車、井上ゆき子、佐藤英裕、佐久間芳雄の傘。最前列左から、会田栄治の臼と杵、大宮正安の茶釜(柄杓無し)、佐久間芳雄の大えじこ、瀬谷幸治の汽車、鳴り独楽。

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第二部で、ユーモア溢れる語り口でみちのくこけしまつりを語る松尾会員。下の写真は最高の笑顔の鈴木征一さん。

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筆者が受け取った「たつみ」頒布の大内慎二こけし(3寸5分)

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ジャンケン大会で贈呈された大こけし。左端は、飛び入り参加された大沼秀顯さん提供のこけし。

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