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2019年2月

第341夜:親子のこけし(六郷満・仁美2)

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今夜も先日(24日)の東京こけし友の会で入手したこけしの話である。例会の抽選こけしの頒布も半ばを過ぎた頃に筆者の名前が呼ばれた。抽選こけしの中の目ぼしいものは既に無くなっていたが、六郷仁美さんの保存の良い大寸こけしが残っていたので入手してきた。今夜はそのこけしを仁美さんのお父さんの満さんのこけしと並べて紹介したいと思う。友の会の頒布では中古の良品が出てくるのでコレクションの充実に便利である。口絵写真は、その仁美さんのこけしの表情である。

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第340夜:小林繁男さんの豆エジコ

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これも「こけしの縁」なのであろうか。先日ヤフオクで松三郎の戦前のこけしを入手したばかりなのだが、2月の友の会例会に出掛けてみると、小林繁男さんの松三郎型豆エジコが新品頒布こけしの中に並んでいた。この豆エジコは昨年、とげぬき地蔵尊高岩寺で開催された山形県こけし展でも出ていたようだが人気作品で入手出来なかったものである。今夜は、この豆エジコを松三郎の豆エジコと並べて見てみよう。口絵写真はその豆エジコを前方斜め上から見たところである。

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第339夜:友の会2月例会(H31)

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昨日(24日)は東京こけし友の会の2月例会があった。新入会員2名を含む60人程の出席者があった。おみやげこけしは南部系の煤孫盛造さん。新品頒布は初作頒布の高橋一成さんを含めて6工人。例会ギャラリーは目黒幹事の嘉三郎特集で嘉三郎こけしを大・中・小に分けて、その鉋の爪痕にも焦点を当てた解説があった。入札・抽選を挟んで、第二部は秋田県こけし展などの様子がスライドで報告された。口絵写真は、筆者が手にした盛造さんの政五郎型おみやげこけし。

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第338夜:蔦作蔵のこけし

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弥治郎の蔦作蔵のこけしは丸頭の愛らしいこけしという印象が強く、あまり興味を引かれないこけしであった。そんな中で昨年9月に行われた友の会のこけし談話会で見た初期(大正期か)の作蔵こけしは、これまでの作蔵こけしに対するイメージを一新させ強烈な印象として脳裏に刻まれた。そのようなこけしは昭和の初期までは作られていたようだ。そんな昭和初期と思われる作蔵こけしが先日ヤフオクに出品され、予算ギリギリのところで入手することが出来た。今夜はその作蔵こけしを紹介したい。口絵写真はその作蔵こけしの表情である。

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第337夜:松三郎の初期こけし

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インターネットなど未だ無かった昭和の時代、古品というと飴色になった如何にも骨董品的なこけしがその代表であった。それらは民芸品店や古い収集家の間でやりとりされていたもので、偶に入札会があっても価格は高く、容易に近づけるものではなかった。そんなことから、古品は自分たちには無縁のものとして蒐集活動を続けていた。時は変り、今ではインターネットのオークションにも古品が頻繁に出品され価格も物によっては随分と安くなっている。また、古品であっても飴色ではなく、今作られたばかりのように保存状態の良いものも見掛けられる。勿論そういうものは相応の価格になってしまうが…。そうした作品を見てみると飴色神話は脆くも崩れ去り、往時の色彩を残した作品が発する迫力に心を奪われてしまう。先日ヤフオクで入手した松三郎のこけしもそのようなものの一本である。口絵写真はその表情である。

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第336夜:待望の誓がやってきた!

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大沼誓のこけしは鳴子系の中でも国恵が最も好きなこけしの一つで、大正期のものから戦後の作まで各時期の作品を機会がある毎に集めてきた。しかし、復活初期の作で前髪と鬢が繋がったオカッパのように見えるこけしはなかなか良い物に出会わないまま時が過ぎていた。先日、ようやくその逸品を譲って貰う事ができたので紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第335夜:こけし談話会

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昨10日(日)は、東京こけし友の会のH30#4のこけし談話会があった。寒さ厳しき中、秋田県こけし展をぶつかったこともあってか若手会員の参加が無く、年配者7名での開催となった。テーマは遠刈田系の佐藤茂吉・円吉・治平のこけしで、茂吉5本を含む多くの古品が持ち寄られた。口絵写真は黒頭の茂吉の表情である。

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第334夜:大沼君子の初期こけし

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先月ヤフオクに昭和30年代の鳴子系を中心としたこけしとエジコがかなり纏まって出品されていた。普段見かけないこけしやエジコが含まれていたので、何点かを入手した。それらの幾つかを紹介したいと思う。今回は大沼君子のこけし。前所有者は君子のこけしが好みだったようで10本以上のこけしが入っていたが、その中で極初期と思われるものを取り上げたい。君子は父新兵衛が亡くなってからこけし製作(描彩のみ)を始めたと言うから、昭和32年10月以降ということになる。口絵写真は33年8月の君子こけしの表情である。

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第333夜:昭三のこけし(4)

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1月の友の会例会では抽選こけしの中に小林昭三のこけしがあった。抽選の順番は中程であったが、抽選コーナーには昭三のこけしが残っていたので、入手することができた。昭三のこけしは既に3本持っており、それらは本ブログで紹介している。今回の昭三こけしはそれら3本とはかなり異なった木地・描彩のものであったので、比較する意味もあって入手したのである。口絵写真はその昭三こけしの表情である。

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第332夜:篠木さんの湊屋風こけし

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今日から2月である。2月と聞いて何となく春らしさを感じるが外はまだまだ寒い。先週の友の会新年例会には招待工人のお一人として土湯系の太田孝淳さんが出席された。孝淳さんの師匠は篠木利夫さんで、一昨年78歳で亡くなられた。篠木さんは昭和43年に佐藤佐志馬について木地修業したが、こけしは本人型を志向したため収集界でもあまり注目されなかったようだ。国恵も篠木さんのこけしは1本も所有していなかったが、今年になってからヤフオクで篠木さんの珍しいこけしを目にし、これも何かの縁と思って入手した。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真はその表情である。

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