第351夜:花見と是伸展
東京では桜の満開宣言とともに寒気団が襲ってきて花見どころではない気候になっていたが、ようやく寒気団が去って絶好のお花見日和が訪れた。これを待って東京の標本木のある靖国神社と桜の名所千鳥ヶ淵に行ってきた。靖国神社ではここ数年無くなっていた屋台が、数は減ったものの復活。また楽しみが戻って来たが、以前はあった椅子とテーブルが殆ど無くなり飲食を楽しむ場所には困った。千鳥ヶ淵では平日にも拘わらず、お堀のボートには長蛇の列。風が吹くと、桜の花弁が僅かながら水面を桃色に染め始めていた。先月は千葉そごうで恒例の是伸展(宮城県の物産と観光展)が開催され、出掛けてきたので、それも報告しておきたい。口絵写真は、是伸展に出ていた湯煙りえじこである。
今年、創立150周年えお迎えた靖国神社。菊のご紋と桜のコントラストが神々しい。
こちらが靖国神社の標本木。満開宣言がされてから数日経つが、このところの寒さのためかまだまだ多くの花を付けていた。
ボートが浮かぶ千鳥ヶ淵の桜並木。満開から散り始めが始まったところか…。平日のためもあってか外国人の観光客が目立った。
さて、千葉そごうでは3月20日から26日まで、宮城県の物産と観光展が開催され、今や恒例となった柿澤是伸さんの個展もあった。筆者は21日の午後に出かけてきたが、目ぼしいものは大方売れてしまっており、残ったものの写真を撮るだけとなってしまった。初日の開始1時間くらいが大混雑であったとのこと…。
千葉県の名産落花生からヒントを得て作ったというピーナッツえじこ。
伊達政宗の兜こけし(中央)と帽子こけし2種。
穴あきえじことこけし2点(大正型)。
伝統こけし3点。左から勘四郎型、けさの型アレンジ、古鳴子型。
けさの型。左2点は以前作ったもので、右2点は「原」の写真を見て今回作ったもの。より「原」の雰囲気に近くなっている。
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