第372夜:友の会7月例会(R1)
一昨々日(28日)、東京こけし友の会の7月例会があった。梅雨明けを思わせる天候の中、59名の出席者があった。ここ三か月は40名台の出席者だったので一安心。おみやげこけしは、仙台の加納博さんで4種類。新品こけしは6工人の様々な作品が揃った。例会ギャラリーは鈴木副会長の「新山久治のこけし」で尺5寸の大物の迫力は圧巻。入札・抽選を含む中古こけしの頒布を経て。第二部は橋本永興前会長の仙台カメイ美術館でのこけし展の解説。桜井昭寛、新山吉両工人によるトークイベントの話も興味深かった。口絵写真は筆者が受け取ったおみやげこけし。
こちらが、加納博さんのおみやげこけし4種。右から①正八型帯ロクロ線(襟元は桃の花正八柄)、②伝三郎型髷桃の花模様、③伝三郎型帯ロクロ線(桃の花塗りつぶしと桃の花)、④正八型(桃の花正八柄)。
こちらが、新品頒布こけし。左から、松谷伸吉2種(本人型、才吉型)、瀬谷幸治、高橋通2種、三春文雄(石蔵トックリ型)、高田稔雄、佐藤康広2種(豆えじこ、青こけし)
松谷伸吉5種。左から、「遥」、「静」、才吉型、本人型、「花」。他業に忙しいとのことで、5本のみ送ってくれた。
高橋通各種。忠蔵の鯖湖型を基本にしているが、通さんのアイデアも加味されている。
高田稔雄の写し(左)と今三郎の「原」こけし。
こちらが、入札こけし。後列左から、二代目虎吉、瀬谷重治、奥瀬鉄則、佐藤巳之助2本。前列左から、盛美津雄、渡辺義徳、高橋美恵子、稲毛豊、佐藤文吉。
こちらが、抽選こけし。後列左から、瀬谷幸治、大内慎二、大沼俊春、二代目虎吉、小林昭三、阿部平四郎、鈴木征一(大えじこ)。前列左から、北山盛治2本、大沼俊春、瀬谷幸治、遊佐福寿2本、佐藤守正(だるま)、佐藤英太郎(えじこ)
こちらが、例会ギャラリー。スライドを使って解説する鈴木副会長(上)と展示された久治のこけし。
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