第387夜:友の会旅行(R元)その後
先ずは、台風19号で被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。
先日の東京こけし友の会の旅行は6日(日)の午後、新庄駅で解散となった。その後、筆者は新庄より陸羽東線にて鳴子温泉に向かった。鳴子は年に数回訪れるのだが、個人で泊まるには適当な宿が見当たらないため仙台等で宿泊することが多かった。今回は大江戸温泉物語グループの宿に泊まることにした。鳴子温泉にはこのグループの宿が2軒あり、駅に近い「ますや」を選んだ。もう一軒の幸運閣は駅からかなり離れているのである。「ますや」にはシングルルームもあり個人で泊まるには便利。しかも2食・温泉付きで9000円程なのは有難い。今後、鳴子の温泉・工人巡りには格好の拠点として利用できそうだ。口絵写真は「ますや」の玄関。
「ますや」の部屋(シングル・ルーム)を紹介しよう。縦長のベッド・ルームで内部の仕様はビジネスホテルとほぼ同じ。眠るのが目的なのでこれで十分。お茶菓子も用意されていたのは嬉しい。
夕食はバイキングで、お一人様でもきちんと案内してくれて、戸惑うことはない。バイキングの品数は、和食・洋食・中華からデザートまでそれぞれ相当な品数が用意されていて、とても一回で全ては食べきれない。
朝食も同じ場所でバイキング。朝食にししゃもは初めて見た!
朝風呂に浸かって、食事をして、工人訪問に出かける。
先ずは、大沼秀則さん。2年がかりで頼んでおいた大正期、大沼誓こけしの写しが出来上がっていた。詳細は次回。
次いで、鳴子に来たら必ず訪れる高橋正吾さん。いつもながらの静かな雰囲気の中で、こけし談議に花が咲く。間もなく卒寿を迎える正吾さんの博識には感心する。まだまだ、こけし製作のお願いが出来るのが何より嬉しい。
最後に、正吾さんと同級生の長老、大沼秀雄さん宅へ。最近は、歩くのに杖を使わないといけないとこぼしていた。もう、こけしは作っていないが、何時までも元気な顔を見て話をしたいものだ。
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