第396夜:友の会11月例会(R1年)
去る24日(日)東京こけし友の会の11月例会があった。先月の例会は高円寺フェスと重なったためか40人台の参加者と少し寂しかったが、今月は直ぐ近くの書肆「ひやね」で山河之響の会のイベントがあったこともあり60人の参加者と賑やかな例会となった。冒頭、会長から21日に放送のあった「所さん!大変ですよ」の話があり、例会は始まった。お土産こけしは木地山系の佐藤達雄さんで4種類。ギャラリーは江口幹事から「木の節」をテーマにした興味深い話があった。新品こけしは7工人、入札・抽選にも面白い作品が並んだ。第二部は、橋本正明氏、鈴木副会長に岩附工人のトリオで土湯系湊屋系列のこけしを俯瞰した楽しくも勉強になる話があり、最後にジャンケン大会を行って散会となった。口絵写真は筆者が頂いた達雄工人の治一型お土産こけしである。
先ずは佐藤達雄工人のお土産こけし。右から嘉一型、泰一郎型、秀一型、治一型。たまたまか名前に「一」が付く工人の型を作ってくれた。
例会ギャラリーで展示された「節」に纏わる木地製品。
新品頒布こけし。左から野矢里志工人の善吉型2種、岩附義正工人(大)と弟子の丸山伸一朗工人(小)の2本組、長谷川優志工人のりんごえじこ、大沼秀則工人の大正期誓型、松田大弘工人の幸八型3種。
こちらも新品こけしで、鈴木敬工人の3寸と2寸のこけし。
入札こけし。後列左から、佐藤喜一、奥瀬鉄則、小椋久太郎、佐藤正一。中列左から、新山久志、佐藤伝喜(33年6月)、朝倉英次古型、大内一次、新山左内。前列左から佐久間俊雄、鈴木安太郎。
抽選こけし。後列左から、渡辺喜平、佐藤英太郎、遊佐福寿、佐藤文吉、高橋佳隆、蔦文男の当て独楽。中列左から佐藤英太郎、高橋通、佐藤正一、高橋忠蔵、阿部シナ。前列左から井上ゆき子、斎藤とみ。
例会第二部での岩附工人の湊屋系列の話。
湊屋、佐久間兄弟の古品こけし。左から、虎吉、米吉、七郎、粂松2本、由吉。
二代目浅之助と弟子たちのこけし(平成17年10月)。右から二代目浅之助(本人型初作、俊雄型、粂松型)、太田精二(本人型)、野地忠男(本人型)、岩附義正(本人型)。
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