第403夜:源三郎こけしの不思議な縁(えにし)
今年も大晦日前日を迎えた。昨年は好天であったが、今年は雨日となってしまった。本ブログもこの403夜で今年を締めくくることにしよう。今年は327夜からスタートしたので、この一年で76夜分を加えたことになる。さて、今年最後は日下源三郎のこけしで締めることにしよう。先日ヤフオクで源三郎のこけしを入手した。既に持っている源三郎こけし(千夜一夜1第617夜)とは異なる胴模様が興味を持ったのである。そのこけしが家に届き、暫く眺めていたのだが、それとは関係なく最近入手こけしを入れてある段ボール箱を覗くと、今回入手した源三郎こけしによく似たこけしが目に入った。それは二月ほど前に10本纏めて入手した中の1本であった。胴底の署名をみると小林清とある。清さんが源三郎型のこけしを作っているとは思いも寄らなかった。またまた「こけしがこけしを呼ぶ」というこけし界の不思議な縁に遭遇したのかも知れない。口絵写真は、源三郎こけしの表情である。
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