第404夜:2020年元旦(正吾さん90歳初作)
21世紀も20年代に突入である。昨年の大晦日は、当地横浜では気温が20度を超え、温暖化がより実感される中での年の瀬となった。一夜明けての元旦、太平洋側は好天の天気予報であったが、残念ながら今年も雲が地平線を覆い、2年連続で初日の出を拝むことが出来ず、TVで見る事になった。しかし、反対側の富士山は雲の合間に桃色に染まった姿を現してくれた。
口絵写真は、年末に高橋正吾さんから送って頂いた、90歳になってからの初作こけし。新春に相応しいこけしでのスタートになった。
恒例の年賀状。今年は遊佐福寿さんの組達磨で飾った。異なる表情の5体の達磨が秀逸である!
今年の初日の出。東方の空(上)は雲が多くて日の出は拝めなかったが、西方(下)では、富士の姿が何とか望めた。
TVでの初日の出映像。富士山上空からの中継(特にダイヤモンド富士の構図)が好評のようで、今年は3チャネルで放映していた。
今年の自作お節。定番の3種(紅白なます、田作り、栗きんとん)の他に、たたきごぼう、酢れんこん、大根とサーモンの重ね巻きを加えた。
さて、今年最初に紹介するのは高橋正吾さんのこけし。
昨年12月19日にお尋ねしてお願いした大滝武寛のこけしの写しである。そのこけしが何と29日には届いたのである。12月20日は正吾さんの90歳の誕生日。90歳になって最初に作ってくれたこけしなのである。それにしても、面倒な写しを僅か10日で作ってくれるとは…。正吾さんの技量に感心すると共に感謝である。
こちらが、送ってくれた武寛写しの群像(左)と90歳の署名。こけしの詳細は次回に…。
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コメント
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あけましておめでとうございます、今年も面白い話を期待していますw。
投稿: 益子 高 | 2020年1月 2日 (木) 13時51分
益子 高様
いつもご覧頂き、ありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
投稿: 国恵 | 2020年1月 2日 (木) 16時41分