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第519夜:豆こけしの玉手箱(5)

Mame_syutin5_yajiro 桜満開の週末を終えて東京周辺では今年の花見もお終いとなってきたが、気候も良く最早人出の増加を防ぐのは難しい状況になっている。大阪を筆頭に各地でコロナの新規感染者が増えており、2週後の東京の感染者の急増が危惧される。さて、袖珍こけしの5回目である。「木の花」の解説でも第拾壱号では『袖珍こけし拾遺』として、大きさ1寸6分という規格に沿った袖珍こけしの周辺の豆こけしについて紹介している。本ブログでも、そのようなこけしを取り上げてみよう。口絵写真は弥治郎系こけしである。

Mame_syutin5_mae

こちらがそのこけしである。

先ず、左端は大きさ1寸4分で袖珍こけしよりは2分ほど小さい。胴底には「白石」との書き込みがあり、鎌田文市かと思われるが確証はない。胴裾が広がったペッケで古い弥治郎の形態が好ましい。左から2本目、3本目は1寸3分で胴底には「白石 カマタ」と書かれている。「木の花」では同様の豆こけしを鎌田孝市17歳作としている。右3本は大きさ1寸。右から3本目は胴底に「秋保」とあり、袖珍組み物にある佐藤吉雄と大きさ違いの作と思われる。右から2本目は胴底に「山寺」とあり、石山三四郎であろう。右端は胴底に「福島 求」とあり渡辺求の作と思われるが、豆なのにこの手の込んだ作りには感嘆あるのみ!

Mame_syutin5_yoko

Mame_syutin5_soko

横から見たところと胴底である。 

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コメント

伝吾と誠に似てますね。

しょ 様
伝吾と誠・・・
なるほど言われてみるとそう見える!
豆こけしは面白いですなぁ。
ありがとうございます。
次回もコメント、お願いします…

こんばんは、次の鳴子のたちことねまりこは秋山一家か善松、モンペは底の造りによっては誠太郎さんか米沢だと思います。

右端誠ですね。

しょ 様
秋山一家か善松…
確かに、秋山一家は高亀に似ているし、善松は豆を沢山作っている…
モンペの誠太郎は思いつきませんでした…

ヤス 様
そうですね!
右端は確かに誠ですね。
「福島 求」の「求」は「福島で求めた」ということのようです。
ありがとうございました。

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