« 第523夜:秀顯さんの鳴子古作写し | トップページ | 第525夜:2本の亀之進こけし »

第524夜:荒川さんの酒井正進型こけし

Arakawa_syoshin_kao 去る21日に荒川洋一さんから電話を頂いた。以前お預けした酒井正進戦前作(安藤良弘描彩)こけしを返却していただくことに対する連絡であった。コロナ禍の中であるがお元気で、客は少ないが家の周りの片付けもので忙しいとのことで安堵した。橘コレクションの正進こけし(第912夜)が再現されなかったのは残念であるがこれも仕方のないこと。そんな折、ヤフオクに荒川さんの酒井正進型こけしが出品され、良い出来で今作ったばかりのような保存状態に惹かれて入手した。今夜は、そのこけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

Arakawa_syoshin_2men

こちらが、そのこけしである。大きさは7寸7分。頭の大きさから見て、胴がやや長すぎる感はあるが、このような「原」こけしがあるのかも知れない。いつの作かは分からないが、赤と緑のロクロ線に挟まれた紫の桔梗の花と緑の葉が清々しい。桔梗の花が「笑顔」のように見えるのも面白い。

Arakawa_syoshin_hikaku

手持ちの正進こけし(左右)と並べてみた。頭の形と面描の類似性からみると、向かって左の正進こけしが「原」こけしに近いようだ。

Arakawa_syoshin_atama_hikaku

頭頂部を比べてみよう。右の正進では頭頂部の蛇の目に緑が使われているのに対し、本作(中央)と左では赤と黒だけになっているのも違いである。

« 第523夜:秀顯さんの鳴子古作写し | トップページ | 第525夜:2本の亀之進こけし »

土湯系」カテゴリの記事

中の沢亜系」カテゴリの記事

古品」カテゴリの記事

全て」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 第523夜:秀顯さんの鳴子古作写し | トップページ | 第525夜:2本の亀之進こけし »

最近のトラックバック

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ