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第530夜:久し振りの直美さん

Naomiten2105_kubufuri_ejiko1  今日は午後から横浜高島屋で開催されている「第20回紅花の山形路物産と観光展」に出掛けて来た。コロナ禍の中、公共交通を使った外出は控えているのだが、梅木直美さんが2年振り(昨年は出展を断念された)に来浜されるという案内葉書を貰ったので意を決して行くことにしたのである。会場は例年と同じ横浜高島屋の8階催事場、コロナの影響は大きく、出店数はいつもの半分くらいか。直美さんの出店場所は会場の奥まったところで、落ち着いた静かな良いところであった。直美さんの作品数も例年よりはやや少なめと思われた。ここのところ、こけし関係のイベントには一切顔を出さなかったので、久し振りの訪問。直美さんに話を聞きながら、多様な作品を楽しませて頂いた。口絵写真は、今回のイチオシ作品でもある「玉入れえじこ」。なお、本展は6/1(火)まで開催されているので、ぜひ訪れて頂きたい。最終日(17時迄)以外は19時まで。

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先ずは、マスクを付けた直美さんから…
(マスクの無い直美さんは一番下に…)

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こちらが会場の全体像。

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直美さんのトレードマークとも言える猫こけし。

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本展のために特別に作った「イチオシ」の玉入りえじこ(上)と肉球ハチマキ猫(下)。玉入りえじこはえじこの籠に入ったこけしの胴が球状になっていてクルクル回る。ハチマキ猫は額に肉球が描かれたハチマキを締めている。左は、父修一さん発案の口を大きく開けた猫こけし。右は、胴模様の旭菊を逆から描いて垂れ下がった藤の花を思わせる猫こけし。

コロナ禍で人気の出た「アマビエ」の製作依頼も多々あったそうだが、一時的なもので長く作り続けるものではないので作らなかったとのこと。その分、猫こけしには新たな工夫を加えたそうだ。それでも、胴模様などに必ず伝統的な様式を取り入れていると語ってくれた。

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木地玩具の鯉のぼり(左)と花笠こけし(右)。花笠こけしは以前修一さんが作ったものを愛好家が持ってきたので、直美さんも作ってみたとのこと。

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もちろん、伝統こけしも並んでいる。

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わざわざマスクを取ってくれた直美さん…

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