第552夜:大沼昇治の孫持ち
11月28日の友の会例会で入手したこけしを個々に紹介しよう。久し振りの例会会場、その入札品コーナーに行くと大きくどっしりとしたこけしが目に入った。その形と描彩から、そのこけしが大沼昇治さんの梅こけしであることは直ぐに分かった。昇治さんの梅こけしは大好きなこけしの一つであり、もうかなりの本数も持っており、その中には今回の出品こけしと同手のものもあることから眺めているだけのつもりであった。ところが手に持ってみるとカタカタと音がするではないか…。そう、何と孫持ちのこけしだったのである。昇治さんのこけしは相当数を集めてきたが、入れ子のものは見たことがなかった。そうと分かると欲しくなり、入札に参加してゲットすることができた。今夜はそのこけしを紹介しよう。口絵写真は親こけしの表情である。
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