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先ほど、北京冬季五輪のカーリング女子の決勝戦が終わった! 初めて決勝まで進んだ日本代表のロコ・ソラーレは残念ながら因縁の宿敵英国に敗れて2位となったが、初の銀メダル、五輪2大会連続のメダル獲得という快挙となった。カーリングLOVEの筆者は全ての試合を観戦し、勝っては喜び、負けては悔しい想いを抱いてきた。予選最終戦のスイスに負けての落胆から、前回と同じくスウェーデンの勝利により決勝進出をプレゼントして貰い、そこでスイスにリベンジしての銀メダル獲得。予選・決勝合わせて11試合という長丁場を経ても取れるメダルは1個だけ。そのメダルの重さは計り知れないだろう。勝った英国のスキップのミュアヘッドは前回の日本戦で自身のミスショットでメダルを逃し、それから4年間の苦しみを耐えての栄冠であった。表彰式では、あの気丈なミュアヘッドの目に涙が光っていた。日本はこれで、次回五輪では金メダルという大きな目標もできた。ロコ以外の日本のチームにも次を目指して頑張って貰いたいと思う。
さて、今夜紹介するのは南部系、佐々木覚平の初期のこけしである。南部系のこけしは特に力を入れている訳でもなく、従って所蔵するこけしもそう多くはない。佐々木家のこけしも10本にも満たない。そんな中、先日ヤフオクに出品された覚平のこけしは、初期のこけしと思われるもので、その風情に惹かれて入手した。口絵写真はその表情である。
掲載後、本作とほぼ同時期の作をご寄贈頂いたので、それを追加した(2/25)
今日は節分である。豆まきには縁遠くなった老人だが今では恵方巻きの方が楽しみになっている。そして明日は立春! 本来なら心躍る季節の到来なのだが、東京の新型コロナ感染者は2万人を超え、まだまだ増加傾向である。一方、北京冬季五輪は明日が開会式、一部の競技の予選は既に始まっている。ここのところ腰痛に悩まされている筆者は、久し振りに開けた段ボール箱の中のこけしにシミが出ているのを発見し、他の箱も一斉にチェックを始めた。そんな中で未だ本ブログに出ていないこけしを見つけたので、紹介しておこう。今夜は、弥治郎系の高橋精志の精助型である。精助のこけしは好きなこけしの一つであるが、残っている数は少なく、入手は簡単ではない。息子の精志が精助型を作っているので入手した。口絵写真は、その精志の精助型の表情である。
今日から2月が始まった。ほどなく中国北京では冬季五輪が始まる。日本の新型コロナの感染は鎮静に向かうのか、更なる増加に行ってしまうのか心配は絶えない。さて、昨日は盛秀太郎の昭和20年代、穏やかで明るい笑顔が微笑ましいこけしを紹介したが、今夜は更に時を遡った盛秀初期のこけしを紹介したい。数年前にヤフオクに出た正末・昭初の盛秀こけしは、古津軽の初原的で怪奇な表情とその出来立てのよう極美な保存の良さとから桁違いの高値となったが、本作は昨年10月に出品されたもので保存状態もそこそこだったため入手範囲内に収まって国恵志堂コレクションにやってきたものである。盛秀初期の特徴をきっちり備えたもので、昭和初期のものであろう。口絵写真はその表情である。
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