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2022年3月

第569夜:折り紙付きのこけし(吉太郎)

Kititaro_mutu_kao 約2か月続いたまん延防止等重点措置がようやく解除となったら、今度は供給電力不足で停電の恐れがあるから節電して欲しいとの要請が出された。ウクライナの戦争状態を考えれば僅かな我慢に過ぎないのだろうが、何ともやるせない世の中になったものである。さて、物の価値を考える上で「折り紙付き」という評価がある。それをこけしの世界に置き換えてみると、著名コレクターの収蔵品でそのコレクターの蔵票等の張られたものがその類と言えるだろう。また「陸奥売店」のゴム印もその一つに数えれるだろう。「陸奥売店」とは戦前、仙台駅前にあった陸奥ホテルの1階売店のことで、そこでは土産物と一緒にこけしも売っていた。特に昭和15~16年頃に多くのこけしを扱っていた。その紫色のゴム印が押されたこけしは戦前の古品であることが明白で、しかもその保存の良さが特筆される。今夜紹介するのは、その陸奥売店印の押された小林吉太郎のこけしである。口絵写真は、その表情である。

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第568夜:新山勝祥のこけし

Katusyo_kao 昨夜は、福島県沖を震源地とする大きな地震(福島・宮城で震度6強)があり、飾り棚の扉が開かないように必死で押さえていたが、揺れがかなり激しく時間も長かったので肝を冷やした。別の部屋の棚は扉が開いてこけしが飛び出したり、扉は開かなかったものの中でこけしが倒れており、扉を開けると倒れたこけしが飛び出してくるなど、今日はその復旧作業にかなりの時間を費やすことになった。そんな中、午後になってヤフオクで落札したこけしが届いた。未だ持っていなかった新山勝祥のこけしである。ヤフオクでの出品を見て、その得も言われぬ表情に惹かれ、入手したものである。口絵写真は、その勝祥こけしの表情である。

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第567夜:「国恵志堂ブックス」別冊『福寿物語1』配本

Fukujyu1_book_cover_part 2022年、「国恵志堂ブックス」の最初の配本(通算5冊目)は、別冊『福寿物語1』となった。遊佐福寿さんのこけしを纏めた本を発行することは、「国恵志堂ブックス」の最重要項目であり、その構想を練っていた。昨年末、節子さん(福寿さんの奥さん)が入院されたとの話を聞き、急遽、制作作業に着手し何とか纏めて、1/25(福寿さんの命日)に発行日を定めた。それから印刷作業などに入り、本が出来上がったのは2月の半ばになってしまった。早速、寿彦さん(福寿さんの息子)に送ったが、節子さんは2/3に亡くなってしまい、残念ながらこの本を見て頂くことは適わなかった。「国恵志堂ブックス」は1冊がA5版144頁となっており、「福寿物語」は1冊では収まらず数冊になる予定。その第1冊目の「福寿物語1」では、福寿さんのこけしの内、初期型、新型、普通型の3つの型を取り上げている。今後、勘治型など他の型を順次取り上げていく予定である。口絵写真は、その表紙の部分拡大である。

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