第567夜:「国恵志堂ブックス」別冊『福寿物語1』配本
2022年、「国恵志堂ブックス」の最初の配本(通算5冊目)は、別冊『福寿物語1』となった。遊佐福寿さんのこけしを纏めた本を発行することは、「国恵志堂ブックス」の最重要項目であり、その構想を練っていた。昨年末、節子さん(福寿さんの奥さん)が入院されたとの話を聞き、急遽、制作作業に着手し何とか纏めて、1/25(福寿さんの命日)に発行日を定めた。それから印刷作業などに入り、本が出来上がったのは2月の半ばになってしまった。早速、寿彦さん(福寿さんの息子)に送ったが、節子さんは2/3に亡くなってしまい、残念ながらこの本を見て頂くことは適わなかった。「国恵志堂ブックス」は1冊がA5版144頁となっており、「福寿物語」は1冊では収まらず数冊になる予定。その第1冊目の「福寿物語1」では、福寿さんのこけしの内、初期型、新型、普通型の3つの型を取り上げている。今後、勘治型など他の型を順次取り上げていく予定である。口絵写真は、その表紙の部分拡大である。
« 第566夜:佐藤孝之助のこけし | トップページ | 第568夜:新山勝祥のこけし »
「鳴子系」カテゴリの記事
- 第579夜:昭二さんの西田型(2022.06.21)
- 第578夜:昭二さんの民之助型(2022.06.20)
- 第575夜:五平のチューリップこけし(2022.06.01)
- 第567夜:「国恵志堂ブックス」別冊『福寿物語1』配本(2022.03.16)
- 第559夜:2022年元旦(髙勘古作)(2022.01.01)
「その他」カテゴリの記事
- 第575夜:五平のチューリップこけし(2022.06.01)
- 第574夜:幸三郎と鉄寿(3)(2022.05.29)
- 第567夜:「国恵志堂ブックス」別冊『福寿物語1』配本(2022.03.16)
- 第560夜:高橋仲代のこけし(2022.01.10)
- 第559夜:2022年元旦(髙勘古作)(2022.01.01)
「全て」カテゴリの記事
- 第579夜:昭二さんの西田型(2022.06.21)
- 第578夜:昭二さんの民之助型(2022.06.20)
- 第577夜:佐久間義雄(二代目虎吉)のこけし(2022.06.13)
- 第576夜:佐久間虎吉のこけし(2022.06.10)
- 第575夜:五平のチューリップこけし(2022.06.01)
コメント