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2022年12月

<こけし千夜一夜物語ブック版発行中! 第17,18巻発行>

本ブログのブック版の制作を始めました!

 

 

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第600夜:弘道の微笑みで年納め

Hiromiti_s340826_kao 新年まであと3日、今年も最後の掲載となった。何とか600夜を迎えられたことで安堵の気持ちもある。年初の559夜から始まった一年間で40夜余りしか増やすことが出来なかった。年々入手するこけしも減って来たところにコロナ禍も重なった影響が大きい。さて、記念すべき600夜には、先日ヤフオクで入手した34年の弘道を取り上げた。同様のこけしは何本か持っているが、弘道ラブの筆者はその微笑みに魅かれてまた手を出してしまった。今夜はその弘道こけしの紹介である。

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第599夜:福寿の新型えじこ

Fukujyu_new_ejiko 今年も残り一週間を切り、2023年が間近に迫ってきた。こけし手帖12月号(743号)に「福寿のこけし」を掲載したところ、福寿好きのM氏より、福寿の珍しいこけしを見せて頂いた。福寿作品は新型も含めて目ぼしい物は集めている筆者にとっても初見のものであり、この機会に本ブログで紹介させて頂くことにした。口絵写真がそのえじこである。

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第598夜:宣直さんの復活こけしとその後

Yoshinao_r3_fuukatu_kao 11月に行われた「第41回みちのくこけしまつり」で鳴子の髙橋宣直さんが官公庁長官賞を受賞した。「高亀」の伝統を受け継ぐ宣直さんが事情があってこけし作りから離れたのは平成17年9月のこと。多くのこけし愛好家が残念に思ったものである。父正吾さんの逝去(平成2年6月)に宣直さんもこけし作りの再開を決意したのであろう。大阪こけし教室の中根会長のご尽力もあって、令和3年4月、宣直さんの復活こけし(3月作)が大阪こけし教室から頒布された。先日、それ以降の作も含めて、中根会長からお譲り頂いたので紹介させていただく。口絵写真は復活初作こけしの表情である。

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第597夜:津軽こけしの源流を求めて(諒祐3)

Ryosuke_maegami_kao 引き続き、諒祐さんの盛秀古型の紹介である。写しの対象となった「原」こけしは西田記念館に所蔵されている昭和初期の盛秀こけしで、顔の上部と左右に赤い飾りを付けた通称「前髪」と呼ばれるこけしである。(kokeshi wikiの盛秀太郎の項を参照)。前2夜で紹介した盛秀古作は「こけし這子の話」に掲載された大正期のこけしで、その表情はグルーミー感が強いが、今夜の盛秀古作はやや後年の作となり、鯨目の表情もやや穏やかになっている。では、諒祐さんの「前髪」を見てみよう。

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第596夜:津軽こけしの源流を求めて(諒祐2)

Ryosuke_momiji_kao 昨夜に続いて、諒祐さんのこけしを見て行こう。大阪こけし教室の「山河だより」や東京こけし友の会の「こけし手帖」の例会頒布こけしの写真を見てみると、諒祐さんは盛秀の古型と本人型を作っていることが分かる。両者を比べてみると、やはり盛秀古型の方に目が行ってしまう。一口に盛秀古型と言っても、その種類は結構沢山あり、それをどのように作っていくのかは興味深い。今夜のこけしもそんな盛秀古型の1本である。

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第595夜:津軽こけしの源流を求めて(諒祐1)

Ryosuke_4kame_kao コロナの第8波が懸念される中、日本中が歓呼の中で師走を迎えた。サッカーW杯で日本が強豪のドイツ、スペインを撃破して決勝トーナメントへ進んだのである。当初の予想を覆すこの快挙は今年最後を飾る明るい出来事であり、決勝トーナメントでの更なる朗報を期待したい。さて、ここのところ更新が滞っている本ブログも、このサッカーの勢いに力を得て先に進んでいこう。今夜は、津軽系の新人、盛諒祐さんのこけしを初めて取り上げて紹介する。

 

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