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★大沼秀雄さん逝去★

年が明けて間もない今日5日、こけし界には辛いニュースが入ってきた。鳴子の長老大沼秀雄さんが、今日の午前1時58分に亡くなられてしまった。行年94歳ということでした。秀雄さんは言わずと知れた鳴子系の本流、大沼岩太郎の直系で戦後の第二次こけしブームを牽引して活躍した中心工人。80歳台の中頃からはこけしの製作を中止していましたが、昔話を聞ける貴重な工人でした。筆者は鳴子を訪れる度に、秀雄さん、正吾さんのお宅を訪ねるのが恒例となっており、何よりの楽しみでもありました。遊佐福寿さんを入れた正吾・秀雄・福寿の三人組は同級生ということもあって仲が良く、それぞれに特徴のあるこけしを作っていました。この三人とのお付き合いは私のこけし蒐集の中核であり、大いなる楽しみでした。その最後の一人であった秀雄さんも遂に逝かれてしまった。ただただ寂しいことである。秀雄さんのご冥福をお祈りいたします。

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コメント

非常に残念なニュースですね。戦前の鳴子を知る生き証人、又、伝説の名工である岩太郎の曾孫であり、
直接会った事がある貴重な存在、そして、桜井昭二さんや遊佐福寿さん、高橋武男さん、正吾さん兄弟らと
共に第2次ブームを中心とした戦後の鳴子こけし界を支えた名工の一人がまだいなくなってしまった。
秀雄さんとは、12年前の旅行の時に、鳴子の店先で挨拶を交わしただけでしたが、温厚な人柄を想わせる笑顔が
印象的でした、只々、ご冥福を祈るばかりです・・。

益子 高 様
正吾さん、秀雄さんとコロナ禍でお会いできない内に亡くなられてしまいました。秀雄さんがだんだん弱ってきているという話は秀顯さんから聞いてはいましたが…。残念です。

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