第652夜:荒川さんの磯谷茂写し
本千夜一夜物語のバックアップ用にブック版を作っており、先日第14巻を発行した。その中の第466夜では友の会の10月例会(平成22年)の報告が載っている。そこには新品頒布こけしとして、荒川洋一さんの磯谷茂と氏家亥一の復元こけしが紹介されている。ともに4寸の大きさで数も少なかったが値段も相当高く入手を見送ったことを覚えている。その磯谷復元作が先日のヤフオクに出品されていた。復元作は2種あり保存状態も良いので参戦して、思ったより安価に手にすることができた。今夜はその紹介しよう。口絵写真は、磯谷復元作の表情である。
こちらがヤフオクでゲットしたこけし。左4寸、右3寸。左は平成22年10月友の会例会に出たのと同手のもの。右はKokeshi wikiの磯谷茂の項に載っているこけしの復元と思われる。磯谷茂は中ノ沢の土産物店「山市商店」の店主で木地工場も開設していた。義弟の磯谷直行や岩本善吉・芳蔵親子が職人として働いた。その職人の作を磯谷茂名義で販売していたようだ。本作の「原」は芳蔵作のようである。
荒川さんの写しは定評のあるところ。善吉のこけし各種を復元しており、この磯谷茂や氏家亥一のこけし(実際には善吉や芳蔵作)もその特徴をよく捉え、忠実に再現している。
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