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昨日は東京こけし友の会の例会・総会があった。朝から夏を思わせる暑い日差しの中、40名の方々が参加された。4月例会は総会があるために新品こけしの頒布は無かった。おみやげこけしは、最近小松五平の戦前・戦後の各型を精力的に作り出している小林繁男工人のこけし。入札・抽選を含む中古こけしの頒布を終えてから、総会が行われた。口絵写真は、おみやげこけしの松三郎型ねまりこ。
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昨夜は、元村コレクションのこけしから、山尾武治の昭和15年以前の古作こけしを紹介したが、その続きで別のもう1本の古作こけしを見てみよう。橘文策著「こけしと作者」(第38図)に掲載されている武治のこけしである。数年前に入手したものであるが、保存状態が良くないこともあって、本ブログに掲載することなく日が経ってしまったものである。
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秋保の山尾武治のこけしは好きなこけしであり、また戦前から戦後とかなりの作品が残っていることから機会があるごとに入手を心掛けてきた。その集めた作品については、第59夜、60夜で紹介した。しかし、それらは昭和15年位から後のものであり、それより以前のものについては巡り合うことが無かった。今回のこけしはそれ以前の作と思われ、その特徴なども含めて検討したいと思う。
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今回出品されていた元村コレクションの中に、南部系の藤井梅吉のこけしが1本入っていた。梅吉のこけしは酒井利治氏旧蔵のものを1本持っていたが、今回の出品作は保存状態が良く緑の色が鮮明に残っていたので手を出してしまった。既所蔵のものと同じ大きさであるので、並べて見比べてみることにした次第である。
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3月末より多事に忙殺されている内に半月が経ち、遅かった桜も開花して散ってしまった。さて、元村コレクションの続きである。出品こけしの中には作並系と思われるこけしが大きさ、形、描彩の異なるものが数点出ていた。これまで作並系には縁遠く優品の手持ちが無かったので、1本狙いで挑戦した。今夜は、何とかゲットできた平賀謙蔵のこけしを紹介しよう。
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