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2024年5月

第702夜:本格的な粂松こけし

Kumematu_s17_kao こちらも最近コレクションの仲間に加わった佐久間粂松のこけし。粂松も昨夜の今三郎同様、残るこけしは昭和15~18年の3年程で作品は少ない。国恵志堂にはこれまで袖珍こけしが1本あるだけで、定寸の本格的な作品は初めてである。この粂松の位置づけはどの辺りかと文献等で探ったが判然としない。そんな中、一昨日、「ひやね」から「解説 無物庵所縁のこけし達 県談」が送られてきた。口絵写真は粂松こけしの表情…

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第701夜:第23回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2405_kutie_20240523235501 毎年この時期に、横浜高島屋で開催される「紅花の山形路物産と観光展」が昨22日から開催されたので、今日の午後に出かけてきた。最早常連となっている梅木直美さんが出店し、会場で実演と接客に対応している。直美さんのコーナーは昨年とは少し離れた所で、物産展の雑踏から逃れてゆっくりと作品を眺めることができる。今回は伝統的な作品は少なめで、代名詞の猫こけしが更にバラエティを広げていた。口絵写真は、ペン立ての猫こけしである。

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第700夜:念願の今三郎

Ima3ro_s15_kao 今夜で、この千夜一夜(2)も7合目までやってきたことになる。この(2)の始まりは2015年6月なので、ほぼ9年間を要したことになる。千夜一夜(1)が9年間で完遂したことを思うと、良く頑張っていると言ってよいだろう。国恵志堂コレクションはあらゆるこけしを満遍なく集めている訳ではないので、1本も持っていない工人も多い。後期高齢者入りを目前にして、こけしの終活も見据えている昨今、そのような工人の作を入手することに戸惑いは隠せないが、まだまだ、こけしの魅力に負けてコレクションは増えている。今夜は、最近新たに仲間入りをした佐藤今三郎のこけしを紹介しよう。

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第699夜:湯田初期の丑蔵こけし

Ushizo_s8_kao 佐藤丑蔵のこけしと言うと「湯田時代」という言葉が欠かせない。kokeshi wikiに拠れば、大正10年に湯田で開催された木地講習会の講師として招かれ、その後、小林辻右衛門が作った木地工場の指導員として湯田に残った時から始まり、昭和17年に盛岡市にある県の職業補導所へ勤めることなるまでの期間を言うようだ。それ以前の遠刈田、肘折時代の作品は判然としない。天江コレクションの正末・昭初のこけしは「フランケン」等を呼ばれ肘折の風土性を色濃く残した作品となっている。今回はそれ以降、湯田初期の丑蔵こけしである。

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第698夜:『福寿物語2』発行

Fukujyu2_book_cover_part 国恵志堂こけしコレクションの最重点項目は遊佐福寿さんのこけしであり、それを書籍の形で纏めることである。その第1巻は2022年に出来上がった。第2巻は勘治型を中心に纏める予定であったが、いざ始めると手元に無いものもあり、結局2年を要することになってしまった。この第2巻は福寿こけしの真髄である勘治型の集大成である。西田勘治こけしの写しから始まった福寿の勘治型を亡くなる一か月前迄を年代順にほぼ網羅できたと思っている。福寿さんのこけしには未だ未だ取り上げていないものがあり、それらは第3巻に掲載する予定である。

※)この「福寿物語2」をご希望の方は、下記宛てにメールでお申込み下さい。

  ・送付先メールアドレス:cyt00375@nifty.ne.jp
  ・メールタイトル:「福寿物語2」申し込み

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