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昨28日、東京こけし友の会の7月例会があった。朝から茹だるような猛暑にも拘わらず、40名もの参加者があった。おみやげこけしは木地山系の佐藤達雄工人、リモートでの参加は津軽系の稲田瑛乃工人。新品頒布こけしは5工人の力作が揃った。入札・抽選・中古こけしの頒布が終わると、第二部の持ち寄り鑑賞会に移り、テーマは井上ゆき子工人で、持ち寄られた作品を前にして楽しい一時を過ごした。口絵写真は、ゆき子工人の姫ダルマ。
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遠刈田系のこけしの特徴と云えば、胴上下に引かれた2本のロクロ線が思い浮かぶ。このロクロ線は大正期から戦前の昭和15年頃までは紫色が多い。その訳は分からないが、北岡と小室の二大商店での大量生産により画一化されたのであろう。やがて戦前も昭和10年代の半ば頃になると第一次こけしブームの中で赤や緑のロクロ線も見られるようになった。今夜は佐藤吉弥こけしのロクロ線を見てみたと思う。
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6月から7月にかけて種々多忙を極め、本ブログの更新もすっかり滞ってしまった。この間、覗きに来て下さっていた皆様には申し訳ありませんでした。それらの問題も一段落したので、更新を再開いたします。先日のヤフオクに見慣れた達磨が出品されていた。一目でソニー頒布の福寿達磨と思ったが、出品説明には「高橋義一ダルマ」とある。ダルマの胴底の署名も「義一」とあり、手元で見てみたく入手した。今夜はそのダルマの紹介である。
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