第719夜:伊東東雄の鳴子型
先日、伊東東雄のこけしがヤフオクに出ていた。東雄のこけしは少数ではあるが時々中古品市場で見かけるが、それは小寸の蔵王型のこけしであった。その手のこけしは以前入手しており、第986夜で紹介した。そこでも、鳴子系の工人である東雄が何故蔵王型のこけしを作ったのかを疑問として残しておいた。今回の出品作はkokeshi wikiにも掲載されており、高井佐寿氏の旧蔵品であった。1尺1寸の大きさに一旦は躊躇したものの、出来の良さに魅せられて入手した。今夜はそのこけしを紹介しよう。
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