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今日で11月も終わりであるが、24日に開催された友の会11月例会の報告である。おみやげこけしは遠刈田系の佐藤保裕さん4種。新品頒布は4工人のこけしと玩具6種類が揃った。リモートからの参加は木地山系の沼倉孝彦工人。入札・抽選を含む中古品にも良品が揃い、選ぶ楽しさを満喫することができた。第二部の持ち寄り鑑賞会は戦後の高橋忠蔵工人で、原ノ町と日野の作品が揃い、会員のお披露目話に楽しい一時を過ごした。口絵写真は新山実工人の干支のヘビ。とぐろを模した秀逸な形と赤い舌が何とも愛らしい作品であった。
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ここの所、ヤフオクでは遠刈田系の古品が頻繁に出回るようになり気に掛けていた。遠刈田の戦前の工人の中でも作品数が少ない高橋林平のこけしは既に1本持っており、それは第30夜で紹介している。先日ヤフオクに出ていた林平こけしは手持ちの林平とは雰囲気の異なるものであり、2本並べて見比べたくなり入札に参加して入手することができた。今夜はそのこけしを紹介しよう。
続きを読む "第723夜:高橋林平のこけし(2)" »
10月の友の会例会にリモートで出演された弥治郎系の新山真由美さんが、今月の14日から池袋の東武百貨店に来るという話があったので、調べてみると14日~19日まで「山形・宮城展」が開催されており、そこに出店することが分かった。そこで14日の夕刻に久し振りに出かけてみた。会場には真由美さんと吉紀さんが来ており、吉紀さんは接客応対を行い、真由美さんは小寸こけしの描彩実演も行っていた。口絵写真は木地雛。
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こけし収集歴が半世紀を超え、それなりに所蔵品も増えてきたが、まだまだ持っていないこけしも多々ある。遠刈田系の佐藤友晴のこけしもその一つである。佐藤友晴という名前は勿論知っていたが、所蔵したいと思うような作に出会わなかったからでもある。松之進の四男である友晴のこけし製作歴は昭和14年から16年の2年余り。短い期間の割には残っている作品はそれなりにあるようだ。先月、ヤフオクに出た友晴のこけしはなかなか良い表情をしており、価格もほどほどで入手できた。今夜はそのこけしを紹介しよう。
続きを読む "第721夜:佐藤友晴のこけし" »
東京こけし友の会の10月例会は、10/27(日)に開催された。おみやげこけしは太田孝淳さんのこけし4種。リモートでの参加は弥治郎系の新山真由美さんで、会長によるミニギャラリーは新山福太郎のこけし。新品こけしは4工人の5種で、2工人は全日本こけしコンクールの受賞型を作ってくれた。抽選、入札にはなかなか面白い作品は揃っており、興味を引いた。第二部の鑑賞会は奥瀬鉄則のこけしを囲んで大いに盛り上がった。
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