第722夜:山形・宮城展
10月の友の会例会にリモートで出演された弥治郎系の新山真由美さんが、今月の14日から池袋の東武百貨店に来るという話があったので、調べてみると14日~19日まで「山形・宮城展」が開催されており、そこに出店することが分かった。そこで14日の夕刻に久し振りに出かけてみた。会場には真由美さんと吉紀さんが来ており、吉紀さんは接客応対を行い、真由美さんは小寸こけしの描彩実演も行っていた。口絵写真は木地雛。
今年は6月の下谷こけし祭りを体調不良でパスしたため、新山夫妻の作品も見ることが出来ず、今回ゆっくりと拝見させて頂き、お話しも聞かせて頂いた。吉紀さんからは現状のこけし界について厳しいお話も伺ったが、工人サイドの御意見番として貴重な工人であり、これからも歯に衣着せぬ舌鋒を期待している。気になったのは、こけしの材料の木材がなかなか手に入らず高価になっているということだった。昔は使い物にならない端材などが使われていたが状況は変わっており、鳴子での植林など将来を見据えた対応が迫られているようだ。
出品作は、吉紀・真由美両工人の作品を中心に、弥治郎系の他の工人の作品も並んでおり、選び甲斐のある展示・即売展であった。本催しの事前案内が少なかったせいか、来場する客はあまり多くなく、こけしをゆっくり楽しむのには有難いことではあった。
今回入手したこけし。左から、新山実7寸4分、吉紀(1尺1寸、5寸2分)、真由美(6寸)。吉紀さんの大寸は久治型でガラ入りだが、弥治郎では頭には小石を入れることが多いそうで、振るとやや硬い感じの音がする。
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