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2024年12月

第727夜:昭二永吉型の逸品

Syo2_eikiti36_kao 国恵志堂は鳴子系のこけしには特に力を入れており、なるべく多くの工人の作を集めている。しかし戦前の工人のものでは未だ所蔵に至らないものもある。庄司永吉のこけしもその一つである。永吉のこけしは櫻井家が継いでおり、特に昭二の作品には魅かれるものが多い。中でも初期の作と42年頃の細胴の作には秀作が多い。2週間程前にヤフオクに出品された永吉型は初期のものの中でもピークと思われる作で頑張って入手した。今夜はそのこけしを紹介する。

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第726夜:正司さん訪問

2411yonezawa_moh 米沢の長谷川正司さんから、こけしが出来たという連絡があったのは9月頃であっただろうか…。なかなかスケジュールが合わず、米沢に出掛けたのは10月も末になってからである。コロナ禍で産地訪問は止まっており、久し振りの訪問であった。高齢の正司さんは腰痛に悩まされており一年程前にはこけし作りを辞めるようなことも話していた。今年になって、リハビリを併用した治療が功を奏して又こけしが作れるようになったのはこの上もなく嬉しいことである。口絵写真は米沢駅の名物、米沢牛の置き物である。

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第725夜:友の会12月例会(R6)

2412reikai_jyuno_gangu 東京こけし友の会の12月例会が昨8日、開催された。12月の例会は第2日曜であるため11月例会から2週間しか経っておらず、本ブログの更新も続いてしまった。おみやげこけしは弥治郎系の新山真由美さん。4種類のこけしが並んでいた。リモートからの参加工人は遠刈田系の小松里佳さん。今は関西に在住とのことで、いずれは遠刈田に戻りたいとのことであった。12月は新品頒布こけしは無く、書籍を含む中古こけしの良品が中心であった。第二部の持ち寄り鑑賞会は佐藤重之助さんで、定評の初期作から小品まで見応えのある作品が揃った。口絵写真は、重之助の木地玩具。

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