第725夜:友の会12月例会(R6)
東京こけし友の会の12月例会が昨8日、開催された。12月の例会は第2日曜であるため11月例会から2週間しか経っておらず、本ブログの更新も続いてしまった。おみやげこけしは弥治郎系の新山真由美さん。4種類のこけしが並んでいた。リモートからの参加工人は遠刈田系の小松里佳さん。今は関西に在住とのことで、いずれは遠刈田に戻りたいとのことであった。12月は新品頒布こけしは無く、書籍を含む中古こけしの良品が中心であった。第二部の持ち寄り鑑賞会は佐藤重之助さんで、定評の初期作から小品まで見応えのある作品が揃った。口絵写真は、重之助の木地玩具。
こちらが真由美さんのおみやげこけし。右から、本人型(はらみ)、本人型(黄胴括れ)、吉紀型(黄胴括れ)、福雄型(黄直胴)である。
こちらは入札こけし。後列左から、大野栄治、渡辺求、佐藤春二、岩本芳蔵、高橋定助、佐藤昭一。前列左から、奥瀬陽子、佐藤文吉、小林善作、黒田ウメノ、高橋忠蔵、盛秀太郎、長谷川辰雄、河村清太郎、佐久間俊雄。
こちらは抽選こけし。後列左から、高橋忠蔵、高橋順子、荒川洋一、佐藤伝、佐藤文吉、瀬谷幸治。中列左から、新山福太郎、小掠久太郎、瀬谷幸治、奥瀬鉄則、菅原敏、会田稔。前列左から、井上ゆき子、新山久志、遊佐寿彦、高橋盛、我妻勉、佐藤丑蔵。最前列左から、井上はる未2本、阿部陽子、佐藤文吉。
こちらは書籍と本年おみやげこけしの重品。こけしブーム期の豪華写真集も安価で並んでいた。
第二部は、佐藤重之助さんの持ち寄り鑑賞会!
初期作(手前)から順番に並んだ重之助こけし…
初期作1(右から順に、昭和36年~37年頃)肩の山は赤か青の一色塗りつぶし。
初期作2(右から順に、昭和38年~41年頃)。肩の山は赤と青のロクロ線、複数のロクロ線。右から二番目は紫の染料を使い、頭頂部には周助昭和型の丸髷を描いた異色作!
小寸もの。胴が太く、頭が小さい形態が面白い!
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