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2026年5月

第803夜:水芭蕉と久治こけし

Kyuji_s31kitume_kao 28日~29日まで一泊二日の尾瀬観光ツアーに行ってきた。尾瀬には未だ20台の頃に数回行っており、日本百名山の燧ケ岳や至仏山にも登っていたが、もはや半世紀も前の話。今回は観光も兼ねた初心者ツアーへの参加であった。一の倉沢へのハイキング、清津峡の観光、そして尾瀬ヶ原での水芭蕉鑑賞が主な目的であった。口絵写真は、5月の例会で入手した久治こけし。

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第802夜:友の会5月例会(R8)

Reikai2605_gangu 東京こけし友の会の5月例会が24日(日)に開催された。40名弱の会員が参集されたが、招待工人である丸山伸一朗工人の他に師匠の岩附義正工人と吉野誠二工人も参加され、また懐かしい会員の顔も見られて賑やかな例会となった。新品の頒布は丸山工人作を含めて4工人の力作、入札・抽選を含めた中古品にも面白い物が集まった。丸山工人はミニサイズのエジコも持って来られ、そのお話とともに大いに喜ばれた。第二部の持ち寄り鑑賞会は温海の木地玩具が対象で、阿部常吉・進矢工人作品が集まって活発な意見交換に花が咲いた。口絵写真は進矢工人のこけし馬乗り。

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第801夜:下目の傑作(武蔵)

Takezo_s0_kao 高橋武蔵の戦前・昭和一桁台のこけしは目の位置が低い所謂「下目」が特徴である。この下目、愛らしさの根源ともなり大きな魅力ともなっている。一方、その位置や描線・筆致によって表情には微妙な変化が表れ、その違いもまた見どころとなっている。その下目は息子の正吾さんに引き継がれて「高勘」を代表する表情ともなって目にする機会も多い。先日ヤフオクに出品された武蔵の下目は特に素晴らしい出来栄えで何とか入手できたのは有難かった。今夜は武蔵のその下目のこけしを紹介しよう。口絵写真はその武蔵の表情である。

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第800夜:阿部正義のダルマ入れ子

Komono_daruma_kao ひと月半ほど前、ヤフオクに阿部正義工人の大きなダルマの中に沢山の小物玩具が入った「ダルマ入れ子」が出品されていた。正義さんのこの手の細工物としては「打ち出の小槌」が知られており、筆者も所蔵している(第220夜参照)。しかし、このようなダルマ入れ子は見たことが無く注目していた。結局見送ってしまったが、玩友のS氏が入手されたので、お借りして紹介したい。口絵写真はそのダルマの顔である。

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第799夜:天正の牡丹模様こけし

Amasyo_s36_kao 天正(天野正右衛門)のこけしも数は多くは無く珍しい部類に入ると思われる。特に戦前の角張った大頭のダイナミックなこけしは筆者も渇望の最右翼である。戦後作では昭和22,3年の所謂稲杭こけしと岡崎家木地の30年代のものが少数知られている。胴模様は菊と楓が多いがロクロ線や牡丹模様もあるようだ。今回ヤフオクに珍しい牡丹模様が出てきたので入手した。口絵写真はその表情である。

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