土湯系

第657夜:友の会11月例会(R5)

Reikai2311_nishiyama 昨日(26日)は東京こけし友の会の11月例会があった。暖かい日が続いた中で急に真冬になったような寒さに霧雨のような雨も混じって出掛けるのが億劫になるような天候であった。案の定、会場への集まりは捗々しくなく30名を切ってしまう状況であった。11月のおみやげこけしは土湯系の西山敏彦工人。4種類の注文に対して、10種類もの可愛いいこけしを送ってくれて、受付での選択に迷う会員が多数見られた。口絵写真は筆者が選んだ勝次型。

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第656夜:デビュー以前のこけし(高橋美恵子)

Mieko_10sai_kao 前夜取り上げた通さんにちなんで、今夜はその妹の美恵子さんのこけしを取り上げてみたい。最近は新人工人が少なく希少性があるためか、まだ修業中のこけしが販売品として出てくる事も珍しくなくなったようだ。これまでは、師匠や工人会等の承認をもって正式な工人として認められ、こけし界にデビューするという形をとっていたが、そういうしきたりはもはや過去のものとして無くなっていくのだろう。一方、蒐集家の方はデビュー以前のこけしにも関心があり、そういうものが見つかると入手して保管していた。特に修業に入る前の幼い頃に作られたものは稀品扱いとなっている。今夜のこけしは、美恵子さんの10歳の時の作品である。

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第655夜:通さんのミニこけし

Toru_mini_mae 前夜に引き続き、土湯系ミニこけしの更に小さなものを探してみた。すると高橋通さんの3本組が見つかった。中古での入手と思われるが経緯は覚えていない。通さんの若い頃のものであろう。前回の喜平ともども鯖湖のこけしであることは偶然であろうか。その最小のものは喜平ミニこけしの更に半分くらいの大きさである。口絵写真は、その通さんの最小ミニこけしである。

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第654夜:喜平のミニこけし

Kihe_mini_uekara 前回、荒川さんのミニこけしの話をしたが、他にもミニこけしがないかと土湯系のこけしを探してみた。すると、渡辺喜平の4本組のこけしが見つかり、その中の一番小さいこけしが荒川こけしとほぼ同サイズのミニこけしであった。中古で入手したこけしであるが、昔は大きさが異なる何本かで組にして販売することも多かったようだ。昭和30年代のものであろうか。口絵写真はミニこけしを上から見たところである。

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第653夜:荒川さんのミニこけし

Yoichi_ujiie_mini_uekara 前回紹介した荒川さんの磯谷茂型こけしを入手した際、おまけのように付いていた小さいこけしがあった。あまりに小さいため当初は気に留めずにいたが、磯谷型の紹介が一段落したので改めて取り出してみた。すると見覚えのある面描、胴には細かいロクロ線とその間に点のような模様が描かれているのが確認できたのである。小寸こけし(豆こけし)には、大寸の形態と描彩をそのまま縮小したミニチュア型と小寸用の形態と描彩を施したものがある。口絵写真はその豆こけしを斜め上から見た所である。

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第652夜:荒川さんの磯谷茂写し

Yoichi_shigeru_kao本千夜一夜物語のバックアップ用にブック版を作っており、先日第14巻を発行した。その中の第466夜では友の会の10月例会(平成22年)の報告が載っている。そこには新品頒布こけしとして、荒川洋一さんの磯谷茂と氏家亥一の復元こけしが紹介されている。ともに4寸の大きさで数も少なかったが値段も相当高く入手を見送ったことを覚えている。その磯谷復元作が先日のヤフオクに出品されていた。復元作は2種あり保存状態も良いので参戦して、思ったより安価に手にすることができた。今夜はその紹介しよう。口絵写真は、磯谷復元作の表情である。

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第646夜:友の会9月例会(R5)

Reikai2309_omiyage 昨24(日)は東京こけし友の会の9月例会があった。暑さも一段落した中で、30名ほどの出席者とリモートで10名ほどの傍聴者があった。リモートでの招待工人は土湯系の近野明裕工人。午前中の用事で多忙の中、色々なお話をしてくださった。おみやげこけしは、その近野さんの4種。ギャラリーも近野さんが属する加藤屋のこけしを鈴木会長が解説された。新品頒布こけしは5工人6種類、入札こけしでは戦前の大沼健三郎が注目を集めた。

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第638夜:久し振りの友の会例会

Reikai2306_hati 先週の日曜日(25日)の友の会例会はコロナ禍から復帰して3回目の出席であった。前2回では特にこけしの入手は無かったが、今回は抽選順が最初になったので新品のこけしも久し振りに入手することができた。例会には吉野誠二工人が出席され、昭一師匠との昔話等を話され大いに盛り上がった。コロナ前には毎回例会報告を本ブログに掲載していたが例会出席が出来なくなってからは止まってしまっていた。その間に若手の幹事がインスタグラムに出品こけしを掲載してくれるようになり、そちらにお願いすることにした。今後は紹介したい時に随時掲載したいと思う。今夜は今例会での入手品を紹介しよう。口絵写真は中里香織工人の胴模様の蜂である。

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第633夜:「辞典」のこけし(阿部勝英)

Syoei_shikama8_kao昨1日は日本の二人のスーパースターの活躍に日本中が湧きかえった。大谷翔平と藤井聡太である。特に藤井君は20歳という最年少での名人獲得、7冠制覇を成し遂げ、将棋界に新しい歴史を刻んだのである。
さて、最近、昔のこけしの文献に掲載あるいは縁のあるこけしがネットオークションに出品されるケースが多々見られるようになった。第616、617夜で紹介した陳野原和紀のこけしもそれに充るもので「こけし辞典」に掲載されたものであった。今夜は同じく「辞典」に掲載されている阿部勝英のこけしが出品され運よく入手することが出来たので紹介したい思う。口絵写真はそのこけしの表情である。

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第631夜:弘道の42年這子写し

Hiromiti_s42hauko_kao 斎藤弘道のこけしでは昭和33~34年と42年に優れた作品があることは常々言われている。弘道ラブの筆者もその頃の作を中心に蒐集を続けてきた。そんな時期の作品の中でも特に注目すべきものはあるもので、その手の物が出てきた時には更に入手を心掛けている。そんなこけしが先日のヤフオクに出品されていた。弘道の42年作で、「こけし這子の話」に掲載されている大正期の太治郎を写したものである。今夜はそのこけしを中心に42年近辺の弘道こけしの変遷を見てみたいと思う。口絵写真は這子写しの表情である。

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