弥治郎系

第448夜:春二の子持ちこけし(太胴)

Haruji_komoti2_ko 先月の20日から続けていた本ブログの毎日更新は一昨日に13日間で止まってしまった。緊急事態宣言が今月末まで延長されるとの話で息切れをしてしまったのである。今日からまた改めて更新を始めるが毎日とはならないのでご了承を…。さて、国恵は入れ子こけしなどの細工物も好きでありコレクションアイテムの一つとして関心を持っている。佐藤春二はドテラの着物を着た子持ち(入れ子)のこけしを種々作っており、第926夜でその一つを紹介した。今夜は、そんな春二の子持ちこけしの内、太胴のものを紹介しようと思う。口絵写真は、中に入っている可愛い子こけしである。

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第437夜:新山茂のこけし

Shigeru_s15_kao 昨夜との関連から、やはり早逝してしまった新山茂のこけしを取り上げたい。こけしの世界で珍品・稀品と言われるこけしがある。種々の理由で製作数が少なかったもので、多くは戦前のものである。国恵はこけしを満遍なく集めている訳ではないので、それらのものがどうしても欲しいという訳ではないが、程々の価格で入手できるのであれば手元で見てみたい気はある。弥治郎系の新山茂のこけしもそんな1本であった。茂は久治の次男で大正9年の生まれである。尋常高等小学校を卒業の昭和10年から父久治について木地修業をし、昭和14年までこけしや玩具類を作ったという。昭和15年に軍隊に入り、19年10月30日に戦死した。従って、茂のこけしは昭和10年から14年頃までのものしか無く、残るこけしは少ない。口絵写真は茂こけしの表情である。

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第428夜:33年7月の伝喜こけし

Denki_s3307_kao 新型コロナウィルスの影響で、こけしに関する行事も全く無くなってしまった。家に籠って自粛している老人コレクターにとってはヤフオクの出品こけしを眺め、時折参戦するのが唯一の楽しみになっている。今夜は、先週纏めて入手したこけしの中に入っていた佐藤伝喜のこけしを紹介しよう。伝喜のこけし(戦後)と言えば、昭和33年の作が有名で、中でも6月の復活作が評価も高い。国恵も好きなこけしの一つで、本ブログでも94夜369夜で紹介している。伝喜の33年のこけしは、6月のほか、7月、11月、12月にも頒布しているようだ。今夜のこけしは胴底の署名から7月のもの。6月作との違いを見て頂ければと思う。口絵写真は、7月作の表情である。

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第412夜:こけし談話会(大野栄治)

2002danwa_s3_kao 昨9日(日)は東京こけし友の会の「こけし談話会」があった。新型コロナウィルス拡散が危惧される中、また湯沢の犬っこまつり(秋田県こけし展)とも重なったためか10名の参加者であった。それでもテーマである大野栄治のこけしは弥治郎時代の作から戦後まで各年代の秀作が揃い、見応えのある談話会となった。口絵写真は弥治郎時代の大野栄治の表情である。

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第411夜:蔦文男のこけし

Tfumio_sakuzo_kao 横浜沖に停泊中の超大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、新型コロナウィルスに感染した乗客が10名見つかり、感染の広がりが懸念されている。さて、最近ヤフオクにはこけしが纏めて出品されることも多く、中に欲しいこけしがあると一括して入手することになる。そうしたこけしの中に思いもかけず面白いこけしが見つかったりすると、何か得をしたよう気持ちになる。第403夜で紹介した小林清さんの源三郎型もそんな1本であった。先日、暫く前に纏めて入手したこけしを整理していて、保存の良い蔦文男のこけしが目に入った。暫く眺めていると同じようなこけしがあったような気がして来た。それは1年程前に入手した蔦作蔵のこけし(第338夜で紹介)であった。今回はその文男のこけしを紹介する。口絵写真はその表情である。

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第409夜:友の会新年例会(令和2年)

2001reikai_myomiyage 26日(日)には東京こけし友の会の令和2年新年例会が開催された。雪も有りかという事前の天気予報も良い方に変わり、72名の会員が参加された。新年恒例の招待工人には桜井尚道、松田大弘という鳴子の将来を担うであろうフレッシュ・コンビに来て頂いた。おみやげこけしは土湯系の陳野原幸紀さんと弥治郎の新山吉紀さん。新品頒布こけしには、お目当ての阿部進矢さんの木地玩具を含む各種作品を始め、招待工人の作品も含めて11工人の力作が並んだ。中古こけしの頒布は無かったが、入札こけしには戦前作を含む15点の作品があった。また、例会皆勤出席者(15名)には高田稔雄工人の記念こけしが贈呈された。例会終了後の「招待工人を囲む懇親会」には約30名の方々が集まり、2工人を囲んで大いに盛り上がった。口絵写真は筆者が受け取ったおみやげこけし。正月のおみやげこけしは4寸なのだが、吉紀さんのは3.5寸であったため、独楽(名前入り)を付けて貰ったそうだ。

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第397夜:豆こけしをお供に蟹ツアー

1911kani_shirasagi 27日から昨28日まで、北陸・加賀温泉郷のやまなか温泉に行ってきた。一番のお目当ては今月7日から解禁になったずわい蟹を食すること。次いで石川県の紅葉の名所「鶴仙渓」で散策すること。蟹と紅葉の両方を楽しめるのは11月中旬から下旬の極く短い期間しかないのである。更に、福井県の永平寺まで足を延ばしてきた。国恵志堂の旅ということで、先日入手した豆こけしをお供に持参した。そしてこの旅では新たな発見もあった。やまなか温泉にある東山神社の御祭神が何と惟髙親王であったのである。やまなか温泉は山中塗という漆器でも有名であり、木地挽きという共通点もあった訳だ。口絵写真は、宿の前の紅葉した枝の上で出迎えてくれた白鷺である。

 

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第382夜:友の会9月例会(R1)

1909reikai_yusuke 今日は東京こけし友の会の9月例会があった。遠刈田のろくろまつりと重なったこともあってか52名の出席者であった。おみやげこけしは弥治郎の佐藤裕介さん。こけし界ニュースの後、例会ギャラリーは山形系の堀実・きんのこけしについての興味深い話であった。新品頒布こけしは井上春未、松田大弘、鈴木敬、早坂政弘、小林繁男、高橋順子の6工人。今月は入札・抽選は無く、状態の良い中古こけしが並んだ。第二部は鳴子の全国こけしまつり、鳴子での植樹祭、帝国ホテルでの櫻井親子のこけし展などがスライドで紹介された。最後に、恒例のジャンケン大会でお開きとなった。口絵写真は筆者が受け取った佐藤裕介さんのおみやげこけし。

 

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第375夜:再会した小関幸雄のこけし(戦前)

Koseki_kodo_s14_kao 暑かったお盆も終わり、今日は風も北向きに変ってやや過ごし易い一日であった。先月末、ヤフオクに1本のこけしが出ていた。小関幸雄の戦前・竹井時代のこけしである。小関の戦前のこけしはその素朴さが気に入って注目していたが、3万円という最低価のせいか応札無しで終わっていた。国恵志堂には同種のこけしとして「こけし作者」掲載の橘旧蔵品があるのでそのままスルーした。ヤフオクのこけしは再出品となり、最低価は変らずに出て来た。気にはなっていたのでじっくりと見ていると、堂底に鼓堂印が押されてあり、それが鼓堂旧蔵品で有ることが分かった。鼓堂旧蔵の小関こけしは国恵志堂にも1本あったので、取り出してきて「愛玩鼓楽」の小関こけしを探してみると、何と手元にある小関こけしの横に写っているのが、今回出品されているこけしであった。それが分かると急に手元で並べて見たくなり、応札した。結局、他に応札者はなく出品価で落札した。「愛玩鼓楽」が発行された昭和60年には一緒にあったものが、その後鼓堂コレクションを離れてこけし界に出て行き、再び国恵志堂で再会したのである。今夜は、そのこけしを紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第363夜:第8回下谷こけしまつり

1906shitaya_gunso_1 今日(6/14)から、鶯谷の挽物玩具「ねぎし」にて下谷こけしまつりが始まった。早いもので今回で8回目となっている。最近のこけしイベントの恒例のようで、本イベントでも早朝3時には数名が並んでいたとのこと。開場の9時には30名余りの愛好家が列をなしていたそうだ。それから1時間程がピークで、筆者が訪れた午後3時時点では、2名程の客が居ただけで静かな会場になっていた。人気の本間直子さんのこけしは既に完売となっており、他の工人の作でも珍しいものは早々に無くなったようだ。本間さんは明日の午前中に帰宅されるそうだが、他の工人さん方は16日まで会場で接客にあたるとのこと。口絵写真は、入手したこけしの群像である。

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