遠刈田系

第438夜:朝倉英次の古作復元

Eiji_s38_kao 緊急事態宣言が全国に出されてから2週間が経ち、自粛の成果が出てくる頃だが東京でも新規感染者の100人超えが続いている。まだまだ皆の自粛が足りないようだ。さて、大正期からこけしを作っている朝倉(佐藤)英次は正末昭初の頃に見られる一側目のこけしが素朴な味わいを持っていて評価も高く人気もあるようだ。そのため、この型のこけしを希望する愛好家も多く、妻きぬさんもその写しを作っている(第261夜参照)。今夜は、英次自身が戦後に作った自身の古作の写しを紹介する。口絵写真はその表情である。

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第433夜:庄七、本型で見参!

Syo7_s9_kao東京などに緊急事態宣言が発せられてから一週間以上になるが、新型コロナウィルスの感染は全国的に広がっている。このような状況を受けて、緊急事態宣言の対象地域が「全国」となった。さて、昨夜は庄七の三蔵型を紹介したが、秋保こけしの大本命である庄七の一般的なこけしについては適当なものが無く紹介に至らなかった。ここ数日所蔵のこけしを整理していて、保存状態はそれ程良くないが表情の良い庄七が出てきたので、今夜はそれを「庄七の本型」として紹介したいと思う。口絵写真はその表情である。

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第432夜:庄七の三蔵型

Syo7_2e_kao 緊急事態宣言が出てから一週間、休日の自粛は目標の80%に近いところまで行くが、平日の通勤状況にはあまり効果は表れていないようだ。今がピークと考え、これ以上の感染拡大を何とか抑えたいものだ。国恵も週に一二度、食料の買い出しに行く以外は自宅でインドア・ワークに勤しんでいる。必然的にヤフオクでこけしを見る機会も増えている次第。そんな中、先日は二重の愛らしいこけしに目が行った。菅原庄七のこけしである。庄七のこけしに二重瞼のものがあることは知っていたが、これまでは大寸のものが多く、今一つ入手には至らなかった。今回の庄七は6寸の大きさ、同じ6寸の三蔵こけしを持っているので、並べて見たいと思い入札に参加した。今夜は、その二重の庄七こけしを紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第399夜:友の会12月例会(R1年)

1912reikai_rika 昨9日、令和元年最後の東京こけし友の会の例会があった。このところの寒さも少し和らいだ好天の中、54名の方々が参集された。12月は新品の頒布はなかったが、今年頒布されたこけしの数々が並び、買い漏れた方々には嬉しい頒布であった、また、「たつみ」で頒布された優品の蔵出しこけしが3種出品され、橋本正明相談役、鈴木副会長の詳細な解説もあって大好評であった。吉田元会長による黒くなったこけしに纏わる楽しい話、古品を含む入札や抽選と中古品の頒布も盛況であった。第二部は、目黒幹事によるみちのくこけしまつりの審査報告があり、その後出席者が3グループに分かれての懇談会に移り、例会活性化のための貴重な提言などがあった。最後に今年最後のジャンケン大会で大寸こけしを贈呈して散会となった。口絵写真は筆者が受け取った小松里佳工人のおみやげこけしで、異常に長い頭がなかなか面白い。

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第392夜:落穂ひろい(朝倉光洋)

Koyo_eiji_kao 遠刈田の朝倉光洋さんが亡くなってから2年以上が経った。人生100年時代と言われる昨今、71歳での他界は少々早過ぎたと思う。光洋さんは営業に熱心で、デパートでの実演・即売によく上京していたので、何回かお会いしお話も伺った。こけし以外にも木地玩具等、色々なものを作っていたが、こけしはちょっとクセのある本人型が多く、いつも気に入ったものが無かった。「腕が良いのだから、もっと良いものを作って」と言うと「今度来るときには作ってきます」と言っていたが実現しないままに亡くなってしまった。先日のヤフオクに光洋作のこけしが2本組で出ていた。1本は直治型と分かったが、もう1本はお父さんの英次作かと見間違えるほどの作であった。これは欲しいものだと思って入札に参加したが人気が無く、応札者2名でワンコイン+アルファで国恵志堂にやってきた。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真は、その表情である。

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第360夜:友の会5月例会(R1年)

1905reikai_sanae 令和になって最初の東京こけし友の会の例会が昨日(26日)、神田のフォーラムミカサ・エコで開催された。5月にしては記録的な暑さに見舞われたこともあってか、出席者はやや少な目の46名であった。5月のおみやげこけしは遠刈田系の佐藤早苗さんで4種類があった。例会ギャラリーは平塚会長の担当で、仙台の男沢春江のこけしを取り上げて、解説をされた。新品頒布は6工人で、新進工人のフレッシュな作品が人気を呼んだ。中古品では入札・抽選こけしを含めて、保存の良い興味深い作品が並んだ。第二部は、全日本こけしコンクールとハンガリー大使館で開かれたイベントの様子がスライドで紹介された。口絵写真は、筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第353夜:英太郎(20歳その2)

Eitaro_20sai_kao 3月6日~12日まで伊勢丹新宿店で佐藤英太郎の「こけし・木地人形展」が開催され、伝統こけしから木地人形まで1000点に及ぶ作品が展示・即売された。木地人形の中には百万円を超えるものもあったようだ。トークショーも開かれるということで、こけし・木地人形はともかく英太郎さんの話は聞いてみたかったが、結局行きそびれてしまった。英太郎と言えば19歳と言われるほど有名であり、その入手も容易ではない。そんな中、最近20歳作を入手したので19歳作と比較して紹介したい。現在ヤフオクにも20歳作が出ているが、人気では19歳作には遥かに及ばないようだ。口絵写真は、最近入手した20歳作の表情である。

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第346夜:周辺のこけし(海谷周松)

Syumatu_6sun_kao 10日程前、ヤフオクに珍しい古品が纏めて出品されていた。著名な工人のものでは無く、普段あまり目にしない工人のこけしであり、それが2,3本ずつセットで出ていた。それらのこけしは今まであまり注目したものではなかったが、保存状態も良い古品でありしかも大きさの違う複数本を入手できるため、出来るだけ頑張って入札に参加した。それらのこけしを順次紹介したいと思う。今夜のこけしは、海谷周松のこけしである。周松のこけしは実は以前から気になっているこけしではあったが、なかなか良品に出会わず入手には至らなかったものである。口絵写真は、その表情である。

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第341夜:親子のこけし(六郷満・仁美2)

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今夜も先日(24日)の東京こけし友の会で入手したこけしの話である。例会の抽選こけしの頒布も半ばを過ぎた頃に筆者の名前が呼ばれた。抽選こけしの中の目ぼしいものは既に無くなっていたが、六郷仁美さんの保存の良い大寸こけしが残っていたので入手してきた。今夜はそのこけしを仁美さんのお父さんの満さんのこけしと並べて紹介したいと思う。友の会の頒布では中古の良品が出てくるのでコレクションの充実に便利である。口絵写真は、その仁美さんのこけしの表情である。

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第335夜:こけし談話会

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昨10日(日)は、東京こけし友の会のH30#4のこけし談話会があった。寒さ厳しき中、秋田県こけし展をぶつかったこともあってか若手会員の参加が無く、年配者7名での開催となった。テーマは遠刈田系の佐藤茂吉・円吉・治平のこけしで、茂吉5本を含む多くの古品が持ち寄られた。口絵写真は黒頭の茂吉の表情である。

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