遠刈田系

第360夜:友の会5月例会(R1年)

1905reikai_sanae 令和になって最初の東京こけし友の会の例会が昨日(26日)、神田のフォーラムミカサ・エコで開催された。5月にしては記録的な暑さに見舞われたこともあってか、出席者はやや少な目の46名であった。5月のおみやげこけしは遠刈田系の佐藤早苗さんで4種類があった。例会ギャラリーは平塚会長の担当で、仙台の男沢春江のこけしを取り上げて、解説をされた。新品頒布は6工人で、新進工人のフレッシュな作品が人気を呼んだ。中古品では入札・抽選こけしを含めて、保存の良い興味深い作品が並んだ。第二部は、全日本こけしコンクールとハンガリー大使館で開かれたイベントの様子がスライドで紹介された。口絵写真は、筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第353夜:英太郎(20歳その2)

Eitaro_20sai_kao 3月6日~12日まで伊勢丹新宿店で佐藤英太郎の「こけし・木地人形展」が開催され、伝統こけしから木地人形まで1000点に及ぶ作品が展示・即売された。木地人形の中には百万円を超えるものもあったようだ。トークショーも開かれるということで、こけし・木地人形はともかく英太郎さんの話は聞いてみたかったが、結局行きそびれてしまった。英太郎と言えば19歳と言われるほど有名であり、その入手も容易ではない。そんな中、最近20歳作を入手したので19歳作と比較して紹介したい。現在ヤフオクにも20歳作が出ているが、人気では19歳作には遥かに及ばないようだ。口絵写真は、最近入手した20歳作の表情である。

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第346夜:周辺のこけし(海谷周松)

Syumatu_6sun_kao 10日程前、ヤフオクに珍しい古品が纏めて出品されていた。著名な工人のものでは無く、普段あまり目にしない工人のこけしであり、それが2,3本ずつセットで出ていた。それらのこけしは今まであまり注目したものではなかったが、保存状態も良い古品でありしかも大きさの違う複数本を入手できるため、出来るだけ頑張って入札に参加した。それらのこけしを順次紹介したいと思う。今夜のこけしは、海谷周松のこけしである。周松のこけしは実は以前から気になっているこけしではあったが、なかなか良品に出会わず入手には至らなかったものである。口絵写真は、その表情である。

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第341夜:親子のこけし(六郷満・仁美2)

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今夜も先日(24日)の東京こけし友の会で入手したこけしの話である。例会の抽選こけしの頒布も半ばを過ぎた頃に筆者の名前が呼ばれた。抽選こけしの中の目ぼしいものは既に無くなっていたが、六郷仁美さんの保存の良い大寸こけしが残っていたので入手してきた。今夜はそのこけしを仁美さんのお父さんの満さんのこけしと並べて紹介したいと思う。友の会の頒布では中古の良品が出てくるのでコレクションの充実に便利である。口絵写真は、その仁美さんのこけしの表情である。

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第335夜:こけし談話会

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昨10日(日)は、東京こけし友の会のH30#4のこけし談話会があった。寒さ厳しき中、秋田県こけし展をぶつかったこともあってか若手会員の参加が無く、年配者7名での開催となった。テーマは遠刈田系の佐藤茂吉・円吉・治平のこけしで、茂吉5本を含む多くの古品が持ち寄られた。口絵写真は黒頭の茂吉の表情である。

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第331夜:友の会新年例会(H31)

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昨27日(日)は東京こけし友の会の新年例会があった。太田孝淳さん(土湯系)、吉野誠二さん(肘折系)のお二人を招待工人としてお招きし、70名を超える参加者を迎えて会場は大いに盛り上った。お土産こけしは、小笠原義雄さん(遠刈田系)と田山和泉さん(南部系)の4寸こけしのセット。新品頒布こけしは通常月の倍の13工人の力作が揃った。会長の新年挨拶に始まり、招待工人の紹介と挨拶、H30年例会皆勤賞の表彰、新品こけしの頒布、入札・抽選こけしの頒布と続き、最後に大抽選会で終了となった。閉会後、会場を移して、招待工人を囲む懇親会には30名超える方々が集まり、こけし談議に花が咲いた。口絵写真は、筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第319夜:友の会12月例会(H30)

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昨9日(日)は東京こけし友の会、今年最後の例会があった。こけし界ニュースで今年亡くなった工人を偲んだ後、例会ギャラリーは江口委員の担当で木地について興味深い話があった。おみやげこけしは遠刈田系の我妻昇さん。今月の新品は今年の頒布こけしのストックが特別価格で頒布された。他に保存状態の良い中古こけしやこけし関連文献の頒布も多数あった。第二部では、高尾山こけしまつりやみちのくこけしまつりの報告がスライドを用いて行われた。その後、橋本正明氏より「たつみ頒布の慎二こけし」の話があり、そのたつみ頒布用の慎二こけしが出席者全員に配布された。最後に恒例のじゃんけん大会で閉会となった。なお、鳴子の大沼秀顯さんが飛び入りで例会に参加されて、今年最後の例会に華を添えた。口絵写真は筆者が手渡されたおみやげこけし。

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第315夜:ヤフオクの拾い物(賢二郎)

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今日から12月である。早いもので今年もあとひと月になってしまった。年初に計画したプランはまた来年に持ち越しとなりそうである。さて、Kさんより見せて貰ったもう1本のこけしを紹介しよう。初めて目にした時、その張りのある表情に好感をもったが、手の込んだ胴模様は初めて見るものであり誰の作かは思い当たらなかった。ヤフオクの出品が増えるにつれて、色々と面白いものも出てくるようになり、それはそれで楽しいものである。こういったこけしを安価に入手した楽しむのも、こけし蒐集の醍醐味の一つなのであろう。口絵写真は、そのこけしの表情である。

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第308夜:小顔のこけし(昇)

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先日の工人フェスティバルでは新進工人の今風のこけしにも目を向けてみた。遠刈田系の我妻昇さんは早坂正弘さんの弟子で今年の4月より本格的にこけしの製作を始め、友の会の6月例会でその初作を頒布した。その初作は頭が大きく下目の愛らしいこけしであった。今回昇さんはテーブルの下に伝統こけしを、上には今風のこけしを並べていた。そのこけしの置き方から見ても今風のこけしに力を入れていると思われた。そこで、今回一番の自信作を聞いたところ、渡してくれたのが本項のこけしである。口絵写真はそのこけしの表情である。

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第293夜:辛口のこけし(吉弥)

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今夜のこけしも昨夜の治平と一緒に入手したもの。「こけし鑑賞」にて鹿間時夫氏から剛直派の代表として、松之進についで挙げられていた二人の内のもう一人の佐藤吉弥のこけしである。奇しくも、治平と吉弥が揃って出てきたのは何かの縁か…。吉弥は大正時代からこけしを作っていたようだが、古いものは残っておらず、戦前作では「鴻」第八号で紹介されている昭和14年作が復活初期の作であるようだ。戦前作は数が少ないせいかあまり評価されておらず、むしろ戦後の昭和30年の復活から31年くらいまでの作が評価が高い。口絵写真は61歳作の吉弥こけしの表情である。

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