遠刈田系

第209夜:友の会8月臨時例会(H29)

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昨27日(日)は東京こけし友の会の8月臨時例会があった。昨日までの酷暑に比べるとやや過ごしやすい気候であったが、出席者は64名と通常の例会と殆ど変わらなかった。この臨時例会は中古こけしの大頒布会となっており、4段階に分けて価格設定されたコーナーと書籍の各コーナー、それと入札品のコーナーに分かれており、抽選で1巡目は一人一本、次は逆順で一人3本まで購入することが出来る。頒布の最後には恒例のじゃんけん大会による大寸こけしの贈呈があって会は無事終了となった。おみやげこけしは会に保管してあった小寸の良品が手渡された。口絵写真は筆者が頂いた我妻信雄のこげす4寸5分である。

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第208夜:信雄の茶筒型えじこ

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東京に真夏が戻って来た。昨日、久し振りに青空を目にしたが、今日は午前中から強烈な太陽が照り付けた。月の影に隠された(皆既日食)アメリカが羨ましい! さて、遠刈田の我妻信雄のこけしは遠刈田系では最初に気に入ったこけしで、色々な物を集めて来た。切れ長の清々しい三日月目が素晴らしい。小寸から大寸まで破綻なく作り上げる腕前は並ではない。今回、初めて見る形のえじこがヤフオクに出たので入手した。今夜はそれを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第193夜:栄利再び…

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市川海老蔵の妻で元TVアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで亡くなった。約1年前から乳がんに罹ったことをブログで公開し、その闘病生活に多くの方々が関心を持って見守っていた。死の病と言われたがんも最近では各種の治療法が開発されて、快癒する方も多くなっている。麻央さんのがんは進行性のがんで治療が及ばなかったのが残念である。ご冥福をお祈りしたい。さて、今夜紹介の作田栄利のこけしに関しては、第130夜で一応完了の予定であった。しかし、それには一部未完の部分があり、今回それを補うことから、この栄利こけしを入手した次第である。口絵写真はその表情である。

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第188夜:友の会5月例会(H29)

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昨28日は東京こけし友の会の5月例会があった。おみやげこけしは遠刈田の佐藤すみえさんで形・模様違いなどで10種類あった。新品こけしは6工人のこけしとえじこ。例会ギャラリーは目黒幹事の担当で、直助4代の木目こけしと題して、直助・秀一・英太郎・直英の木目こけしを展示して解説があった。入札、抽選を経て、第二部は橋元会長の全日本こけしコンクールの審査状況の説明、会員の津軽訪問報告など興味深いお話があった。最後に恒例のジャンケン大会で大こけしを贈呈して終了となった。口絵写真は筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第186夜:佐藤寛次のこけし

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今年の初めに入手し、紹介する予定であったが、そのまま延び延びになったいたものである。遠刈田の佐藤護のこけしは好きなこけしであり、その息子である寛次のこけしにも興味があったがなかなか気に入った作品に出会うことがなかった。今回、ようやく満足の行くこけしがコレクションに加わった。口絵写真は、その表情である。

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第180夜:最近入手の古品(佐藤三蔵)&藤の花

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昨3日(水)は、足利フラワーセンターに藤の花を見に行ってきた。この時期、ツツジなどと一緒に藤の花も咲いているのは知っていたが、本格的に見た事はなかった。都内では亀戸天神が有名であるようだが、世界的規模という言葉に釣られて足利まで足を延ばしたのである。足利フラワーセンターでは、4色の藤が時期を少しずつずらせて咲くのであるが、今はその内の3色(うす紅、紫、白)が見頃を迎えており、残りの黄色はこれから咲き出すところであった。広い敷地の各所に植えられた藤の花はまさに壮観の一言であった。さて、こけしは秋保の佐藤三蔵。これまで入手する機会がなく、ようやく国恵志堂コレクションに参加したものである。口絵写真は、その三蔵の表情である。

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第177夜:最近入手の古品(佐藤円吉)

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4月も2/3を過ぎ、桜もすっかり終わって新緑の季節になってきた。久し振りの掲載である。さて、連載の古品シリーズの第6回の今夜は、佐藤円吉の梅こけしである。遠刈田のこの梅こけしは国恵志堂の重点蒐集アイテムの一つになっているので、円吉作も2本持っているが、今回の作はオカッパの様式が異なるので入手した次第。口絵写真はその表情である。

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第134夜:勝洋さんの護15年写し

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先週の11日(金)から15日(火)まで、巣鴨のとげぬき地蔵尊高岩寺信徒会館で東北復興支援・遠刈田こけしの製作・実演があり、遠刈田から佐藤哲郎、佐藤勝洋、佐藤忠、平間勝治、日下秀行、佐藤早苗の6工人が上京して実演等をされた。佐藤勝洋さんとは「佐藤勝洋の護こけし」という小冊子を作って以来のお付き合い、上京を楽しみにしていた。今回は、特に護さんの昭和15年作の写しを作って持ってきてくれたので、それを紹介しよう。口絵写真は、その写しの表情である。

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第133夜:吉雄(?)の青坊主

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秋保のこけしと言えば、菅原庄七が完成させたやや太めの胴に大きな頭を載せ、胴上下には緑の太いロクロ線、切れ長の二重瞼で頭には満艦飾と称せられた赤い手絡模様のこけしが頭に浮かぶが、それ以外に戦前に「新型」と呼ばれた頭頂部を青く塗った青坊主こけしがある。この青坊主が庄七の創作かどうかははっきりしないが、佐藤吉雄も同様のこけしを作っている。吉雄は佐藤三蔵の養子になったが、元は庄七の実弟であり、こけしも庄七に倣ったから、この様式も取り入れたのであろう。今夜は、そんな吉雄の青坊主を取り上げてみたい。口絵写真は、その吉雄の表情である。

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第130夜:栄利を極める!

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戦前の作田栄利がやってきた。昨夜の芳藏と同一出品者のこけしである。栄利のこけしは国恵が好きなこけしの一つで、第569夜以降、第690夜(Ⅱ)第95夜と、その探求結果を紹介してきた。その中で目指していたのは、やはり戦前の栄利こけしであった。吉郎平の弟子で松之進の影響を受けたという栄利は大正年間からこけしを作っていたとされるが、昭和15年に友晴木地に描彩した復活作以前のこけしは知られていない。従って、この15年作が栄利こけしの一つの目標であった。口絵写真は、その戦前栄利こけしの表情である。

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