大寸でも一筆目の静助こけしは好きなこけしの一つである。「木の花(第3号)」に載った『静助こけし発掘の由来』には心が躍った。しかし製作期間が1年程という静助こけしは残存数が少なく、入手する機会にも恵まれず、静助型こけしを集めることで我慢していた。先月ヤフオクに出品された静助こけしは1尺2寸という大寸であったためか応札数、応札価格とも控え目となり遂に入手することが出来た。今夜はその静助こけしを紹介しよう。口絵写真は表情である。
続きを読む "第775夜:静助参上!" »
こけし工人で「作田」と言えば、遠刈田系の作田栄利が頭に浮かぶ。栄利は戦前から格調の高いこけしを作っており、特に玄人筋に人気が高い。その栄利には「隆」という弟が居ることは知られているが、そのこけしがどのようなものなのかを知っている収集家は多くはないだろう。kokeshi wikiには隆のこけしの写真が載っているが遠刈田系の一般的なもので興味を惹かれるものとは言い難い。その隆の古いこけしをヤフオクで入手したので紹介したい。口絵写真はその表情である。
続きを読む "第771夜:作田隆のこけし" »
昨夜に続き今夜も庄七こけしの話である。ある工人のこけしが気に入ると、更に良いこけしが欲しくなる。その工人が戦前の工人であれば古品にも目が行く。そして多くの場合、時期を遡れば遡る程良い物が多いようである。一般的には、古いものほど数が少なく、また価格も高くなる。こけしの世界に嵌れば嵌る程、そこでの戦いは厳しいが、そうして入手した満足感とそれから受ける感動は計り知れないのも事実である。今夜の庄七もそうしたものの一本である。
続きを読む "第762夜:庄七を求めて" »
今年の梅雨が明けた。昨今はシトシトした梅雨と言うことはなく、降れば豪雨という感じで困りものである。さて、6月末に秋保に行ってから何となく秋保こけしが気になっていたら、ヤフオクに珍しい庄七のこけしが出て来た。これもまた、こけしの縁かと思い入札に参加した。思いの外の高値になったが何とか入手することが出来た。今夜はそのこけしを紹介したい。
続きを読む "第761夜:ネコ目の庄七" »
一昨日(6/22)は東京こけし友の会の5月例会があった。真夏のような酷暑の中を40名程の方々が参加された。おみやげこけしは土湯の陳野原工人、新品頒布は4工人のこけしとエジコ、それに状態の良い入札品と中古こけしが並んだ。リモートでの参加工人は岡本雄さん。また今月は、大沼竹雄が戦前に行った実演のフィルム上映もあり、非常に興味深かった。第二部の持ち寄り鑑賞会は佐藤菊治で、戦前から戦後の変化を楽しんだ。口絵写真は陳野原さんのおみやげこけし。
続きを読む "第758夜:友の会6月例会(R7)" »
前髪を三又に分けた大葉亀之進の戦前のこけしは、筆者が注目しているものの一つである。その残るこけしは昨夜紹介の小林吉兵衛より更に少ないと思われる。その戦前の亀之進のこけしは2本持っているがいずれも一側目のものであり、二側目のものは垂涎の的であった。その二側目が出たのだから食い付いてしまうのは当然のこと。今夜はその亀之進のこけしを紹介する。口絵写真はその迫力の表情である。
続きを読む "第740夜:妖しい大亀ついに登場!" »
年が明けて20日余り、米国ではトランプ大統領が就任し、その影響に全世界が戦々恐々としている。一方の日本では芸能界で今日、激震が走った。元SMAPの国民的アイドルと言われ、多くの冠番組を持っていた中居正弘さんが突然引退を表明したのである。関係したとみられるテレビ局の今後の対応が注目されている。さて、今夜は前回の宮本永吉と一緒に入手した佐藤松之進のこけしである。松之進と言えば、佐藤直助と並び称される遠刈田系の巨頭、しかしこれまで縁が無く、初入手となった。そのこけしを紹介しよう。
続きを読む "第732夜:2025年初入手の古品(佐藤松之進)" »
今日で11月も終わりであるが、24日に開催された友の会11月例会の報告である。おみやげこけしは遠刈田系の佐藤保裕さん4種。新品頒布は4工人のこけしと玩具6種類が揃った。リモートからの参加は木地山系の沼倉孝彦工人。入札・抽選を含む中古品にも良品が揃い、選ぶ楽しさを満喫することができた。第二部の持ち寄り鑑賞会は戦後の高橋忠蔵工人で、原ノ町と日野の作品が揃い、会員のお披露目話に楽しい一時を過ごした。口絵写真は新山実工人の干支のヘビ。とぐろを模した秀逸な形と赤い舌が何とも愛らしい作品であった。
続きを読む "第724夜:友の会11月例会(R6)" »
ここの所、ヤフオクでは遠刈田系の古品が頻繁に出回るようになり気に掛けていた。遠刈田の戦前の工人の中でも作品数が少ない高橋林平のこけしは既に1本持っており、それは第30夜で紹介している。先日ヤフオクに出ていた林平こけしは手持ちの林平とは雰囲気の異なるものであり、2本並べて見比べたくなり入札に参加して入手することができた。今夜はそのこけしを紹介しよう。
続きを読む "第723夜:高橋林平のこけし(2)" »
こけし収集歴が半世紀を超え、それなりに所蔵品も増えてきたが、まだまだ持っていないこけしも多々ある。遠刈田系の佐藤友晴のこけしもその一つである。佐藤友晴という名前は勿論知っていたが、所蔵したいと思うような作に出会わなかったからでもある。松之進の四男である友晴のこけし製作歴は昭和14年から16年の2年余り。短い期間の割には残っている作品はそれなりにあるようだ。先月、ヤフオクに出た友晴のこけしはなかなか良い表情をしており、価格もほどほどで入手できた。今夜はそのこけしを紹介しよう。
続きを読む "第721夜:佐藤友晴のこけし" »
えじこ・ねまりこ こけしイベント その他 ダルマ・木地玩具 中の沢亜系 作並系 全て 写し 初期作 南部系 友の会 古品 国恵志堂特注 土湯系 小寸こけし 山形系 弥治郎系 木地山系 津軽系 秋保亜系 肘折系 蔵王系 豆こけし 遠刈田系 鳴子系
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