蔵王系

第809夜:田中敦夫の初期エジコ

Atuo_ejiko_zentai ひと月ほど前に、蔵王系・田中敦夫の初期のエジコをヤフオクで入手した。それほど有名でも無く、人気工人でもない敦夫のエジコであったが、そこそこの入札があり、そこそこの価格になった。胴底には1980年という署名があり、敦夫としては極初期の作であることが分かる。そのこぼれんばかりの笑顔が愛らしい。昨今の「カワイイ」とは異なる範疇の「かわいい」えじこである。今夜はそのエジコを紹介したい。口絵写真はその全体像である。

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第804夜:第25回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2601_maneki 5/27より横浜高島屋で毎年恒例の山形路の物産と観光展が開催されており、今年も梅木直美さんが出展しているので昨日午後に出掛けて来た。直美さんの出展コーナーは昨年と同じでエレベータを降りると直美さんが笑顔で迎えてくれた。他のイベント会場と同じく初日の開店早々に多くのお客さんが集まり、目ぼしい作品は早々に無くなったそうだ。また、その場での注文も多く、会期中に会場で製作しているとのこと。口絵写真は、招き猫ダルマである。

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第798夜:斎藤松助のこけし

Matusuke_senzen_kao 蔵王系に斎藤松助という工人が居ることは知っていたが、その作るこけしについては戦後の丸頭で目尻がやや下がり気味の温和なこけしという印象しかなかった。そのため所蔵するまでには至らなかった。ところが先日ヤフオクに出た松助のこけしは角張った黒頭で、切れ長の鋭い瞳が凛々しいこけしであった。これは現物を見てみたいと入札に参加し激戦を制して入手することが出来た。今夜はそのこけしの紹介である。口絵写真はその表情である。

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第756夜:長次郎最晩年作

Okacyo_s29_kao 先日のヤフオクに岡崎長次郎の昭和29年(77才)と書かれたこけしが出品されていた。長次郎は29年11月7日に亡くなっており、正に最晩年の作と云うことになる。梅木修一さんの作品を纏めた本を作るにあたり、岡長のこけしは色々調べてことから関心を持っており、参戦した。運よく入手したこけしが届いたので紹介しよう。口絵写真はその表情である。

 

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第734夜:2025年入手の古品(岡崎栄作)

Eisaku_s5_kao 新年早々、ヤフオクに古品の出品が続き、持っていない古品こけしをコレクションに加えることが出来た。今夜のこけしは蔵王系の岡崎栄作である。最早多くを集めるつもりは無いが、やはり持っていないもので気になるものが出てくると手を出してしまう。その工人のピーク期のものとか初期のものであれば尚更である。今夜の栄作も初期のものとのコメントがあり、wiki等で確認をした上で決断をした。最低価が高かったためか、結局他に入札者が現れず、国恵志堂にやってきた。今夜はその栄作こけしの紹介である。

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第682夜:長次郎古作がやってきた…

Okacyo_taisyo_kao 今夜は、先日ヤフオクで入手した岡崎長次郎の小寸作り付けである。出品は古品でいつもお世話になっている童宝舎さん。「コレクション図集(こけし綴り)」(その五)に掲載されているこけしである。こけしの写真が載っている最古の文献「日本土俗玩具集」には大小2本の岡崎長次郎のこけしが載っており、その内の小寸と同手の作である。大正期の作とされるこの小寸は10本程が知られており、古品市場で見かけることもあったが入手には至らなかった。今回の作は、退色が全く無い優品で価格もそれなりで運良く入手することが出来た。

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第632夜:第22回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2305_himedaruma 24日(水)から今日30日(火)まで、横浜高島屋で「紅花の山形路物産と観光展」が開催されていた。コロナが五類になったこともあって、各地のこけしイベントも以前のように行われるようになった。この山形の観光展には毎回、蔵王系の梅木直美さんが出店・来場しており、筆者も近いので必ず訪れることにしている。初日は混雑が予想されるため、2日目の午後に出掛けてきた。来客は少なく落ち着いて作品を見て、直美さんから話を聞くことが出来た。今夜はその紹介である。口絵写真は姫だるま。

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第583夜:「国恵志堂ブックス」第5回配本

Umeki_book_cover2 「国恵志堂ブックス」の第5巻は「梅木父子のこけし」を発行した。梅木さんとは私家版「梅木修一の岡長型」(平成13年8月発行)を作成した時から親しくお付き合いさせて頂いている。その修一さんも90を超え、頭はしっかりしているが身体の方は大分弱って来たようだ。前作から大分日が経ち、娘の直美さんも立派に成長したので、お二人のこけしを中心に纏めた。出来上がった本を見て頂き、お二人に喜んで頂けたのが何よりの喜びである。令和4年6月20日発行。口絵写真は、その表紙である。

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第573夜:第21回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2205_nekokokeshi 今日(26日)は定期検診で東京の病院に行く予定があり、帰り道に横浜高島屋で開かれている「紅花の山形路物産と観光展」に寄って来た。この催事はこの時期に毎年開催されているもので、こけしの出展も恒例となっており、毎回、梅木直美さんが沢山の作品を携えて、実演を兼ねてやって来られる。コロナ禍で多くのこけし関係の催事が中止となる中で、昨年も開催されており、今年も無事に開催に至った。会期は昨25日(水)から31日(火)までとなっている。午後3時過ぎに会場に顔を出すと、直美さんはお客さんとの対応中であり、先ずは展示されている作品に目を通す。暫くしてお客さんも居なくなったので、直美さんの写真を撮り、今回の出品作の話を伺う。コロナのため出品数は少なめとは聞いていたが、昨年と同じ会場の場所であったが更に少ないので聞いてみると、初日の昨日に相当数の物が売れてしまったとのこと。直美さんももっと沢山持ってくれば良かったと言っていたが、一か月前に京都にも実演に行っており、頑張っても作れる数には制限があったようだ。土日を挟んで会期は未だ5日も残っており、持参した小物の木地に描彩して頑張ると話しておられた。口絵写真は、毎年好評の猫こけし、20本持ってきたが1本しか残っていなかったものである。

 

 

 

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第557夜:「国恵志堂ブックス」第4回配本

Ikuo_book_cover2  「国恵志堂ブックス」の第4巻として「幾雄と栄治郎型こけし」を発行した。昨年の「正吾のこけし(追悼)」から始まって、今年は3冊を作り上げたことになる。コロナ禍でこけしの活動も大きな制限を受ける中、今や筆者の活動の大きな部分を占めるようになってきている。あるテーマを選定し、それに関係する工人とこけしの写真を中心に、そのこけしと工人に纏わる話をふんだんに入れている。こけしも古品から今風のものまで幅広く含めている。工人の経歴や過去の工人の顔写真などは、こけし界のバイブルである「こけし辞典」(kokeshi wiki)から借用することで、一貫性を保持できるよう考慮している。また、表紙に工人の写真を使用しているのも特徴の一つである。今回は、栄治郎型の中心工人である岡崎幾雄さんに登場願った。口絵写真は、その表紙である。

 

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