蔵王系

第383夜:友の会旅行(R元)第1日目

1910ryokokai_ribon 令和になって最初の東京こけし友の会の旅行会が10月5(土)、6(日)の二日間で行われた。今回の目的地は山形県で日本海沿いのあつみ温泉から鶴岡、酒田と北上して一泊、翌日は山間部の肘折から新庄に向かうコースであった。訪問する工人さんは、阿部進矢さん、五十嵐嘉行さん、鈴木征一さん、小林繁男さんであり、併せて、クラゲで有名な加茂水族館、酒田の山居倉庫、土門拳記念館などの名所も見学する盛り沢山の内容であった。そのためか、参加者は女性9名、男性11名の計20名となり、中型の観光バスを2日間チャーターした賑やかで楽しい旅となった。参加者の胸には稲田瑛乃さん(五十嵐さんの弟子)作成の愛らしいリボンこけしが飾られて旅行気分を一層盛り上げていた。さて、今回はその1日目の紹介。口絵写真は筆者が頂いたリボンこけしである。

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第361夜:第18回紅花の山形路観光と物産展(直美展)

1905naomiten_60kinen_ejiko 本日(29日)より、横浜高島屋で「第18回紅花の山形路観光と物産展」が開催され、工芸品コーナーには恒例の梅木直美さんが出展され、会場で接客と実演を行っている。筆者は15時に訪れたが、会場は多くの人で溢れ、直美さんのコーナーにもひっきりなしに客が訪れていた。10時からの開場であったが、オープンと同時に直美さんも驚くほどの人がやってきたそうだ。直美さんは来客対応で忙しく、長話は出来なかったが、このイベント用に色々と新規に作品も作って来たとのことであった。なお、展示会は6/4(火)まで開催されている。口絵写真は、横浜高島屋60周年記念の小物入り大えじこである。

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第323夜:戦後の力蔵こけし

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こけしは1本で眺めても良いし、群像として見るのも迫力があって良い。一方で、一対のペアとして対峙するのも趣があってなかなか良い。ここ数回連載した、栄治郎型を手絡頭と黒頭のペアとして並べて鑑賞するのもその一例である。このペアの組み合わせは色々と考えられるが、同じ大きさのものを並べるのは王道である。蔵王系の中で橋本力蔵のこけしは戦前から作られており、横分けした黒頭と剛直な風貌から人気が高い。国恵も戦前作が欲しいものの今だにコレクションに加えられないでいる。今夜は戦後の力蔵こけしをペアで紹介しよう。口絵写真は戦後力蔵の表情である。

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第322夜:黒頭の栄治郎型(幾雄・恵治)

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さて、今夜は幾雄さんの黒頭栄治郎型である。幾雄さんは昭和55年に田中恵治さんが弟子入りして木地を挽くようになるまで、酒屋の店が忙しかったこともあり、こけし自体の製作量は多くはなかった。そんな中で、幾雄さんが何時から黒頭型を作ったのか確認していないのではっきりしない。平成に入ってからは良く見かける様になった。手持ちの黒頭は2本、うち1本は昭和期のものと思われ、それを中心に紹介したいと思う。口絵写真は、その表情である。

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第321夜:黒頭の栄治郎型(敦夫)

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先日、ヤフオクに田中敦夫の黒頭の栄治郎型が出ていた。国恵志堂は敦夫の手絡の栄治郎型は持っていたが、この黒頭は同じ大きさでもあり、昨夜の源吉同様ペアで持ちたいと思い入札した。運よく入手することが出来たので紹介したと思う。田中敦夫は昭和31年に源吉に弟子入りし、昭和33年からこけしも作っている。従って、その当時源吉が作っていたこの黒頭の栄治郎型も作ったのであろう。口絵写真はその表情である。

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第320夜:黒頭の栄治郎型(源吉)

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色々な工人の栄治郎型を精力的に集めていた頃、祐天寺にあった「つどい」民芸店で斎藤源吉の栄治郎型を見つけた。未だ持っていない源吉の作であり、かなり心が動いたが、黒頭が気になって手に入れなかった。その後、源吉の手絡模様の栄治郎型が手に入ると、今度は黒頭のものが欲しくなり、2年ほど前に楽語舎で求めた。この黒頭の栄治郎型は岡崎幾雄さんも作っており、その製作の経緯が知りたくなったが、未だに確認はしていない。今夜は源吉の黒頭栄治郎型を見てみよう。口絵写真はその表情である。

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第318夜:垂涎の栄治郎型(幾雄)

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一時期、国恵は栄治郎型と勘治型に凝ったことがあった。栄治郎と勘治の大寸こけしはいずれも明治期の作品であり、こけし界を代表する名物こけしである。そのこけしの復元作(写し)を集めようと思ったのである。特にその型の後継者として定評のあった岡崎幾雄さんと遊佐福寿さんの原寸ものは毎年現地に足を運んで入手を心掛けた。しかし、当時は第二次こけしブームの最中、その入手は簡単ではなかった。幾雄さんの栄治郎型は昭和31年から製作されており、「こけし 美と系譜」にその初期作の写真が載っているが、その時期の作品との出会いはなかなか訪れないまま今に至っていた。先週、ヤフオクで締め切りのあった幾雄さんの栄治郎型は待ちに待った初期の作品であった。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第296夜:友の会65周年記念こけし

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東京こけし友の会創立65周年の記念こけしは、蔵王系の田中恵治さんに仙台屋に残っている栄治郎こけしの写しを作って頂いた。製作年代のはっきりした明治期のこけしとして有名な岡崎栄治郎のこけしは、仙台屋が雛祭りの飾り用として2本注文したもの。その内の1本は仙台屋から譲り受けて現在は友の会の所蔵品となっている。この友の会蔵栄治郎のこけしは平成15年に友の会創立40周年の記念こけしとして岡崎幾雄さんにより写しが作られた。今回、もう1本の仙台屋蔵の栄治郎こけしの写しが作られたことで、2本の栄治郎こけしが幾雄・恵治の師弟により再現されたことになる。友の会の記念こけしとして有意義なものとなった。口絵写真は恵治作栄治郎写しの表情である。

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第272夜:友の会5月例会(H30)

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今日(27日)は東京こけし友の会の5月例会があった。目に染みる五月晴れの青空のもと55名の出席者であった。おみやげこけしは蔵王系の白鳥保子さん。平塚新会長の挨拶、新任委員の紹介、橋本前会長への記念品の贈呈があって会は始まった。こけし界ニュースの後、例会ギャラリーは平塚会長の小椋俊雄の話。新品こけし頒布は5工人。入札16本、抽選18本を含む保存の良い中古こけしの頒布で第一部は終了。第二部は全日本こけしコンクールを始め各地で開かれたイベントの報告があった。口絵写真は筆者が頂いた白鳥さんのおみやげこけし。

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第254夜:直志の初期こけし(戦前)

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蔵王系の岡崎直志のこけしを知ったのは、栄治郎型のこけしに興味を持ち、それを重点的に集め始めた頃であった。その後、直志は義父久太郎の型を作るのも知ることとなった。直志は昭和15年頃からこけしを作るようになったが、戦前のこけしは多くは無いようで目にすることも殆どなかった。戦前の直志こけしを初めて見たのは2年半ほど前の友の会のこけし談話会で岡崎久太郎・直志を取り上げた時であった。その素朴な作風に触れ、機会があれば入手したいと思っていた。先日のヤフオクで念願の戦前直志を入手できたので紹介したい。口絵写真はその表情である。

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