肘折系

第690夜:友の会3月例会

2403reikai_bunkiti_kao 昨日は、東京こけし友の会の3月例会があった。桜の開花は遅れているが、38名の出席があった。お土産こけしは鳴子の吉田勝範さん、作並の平賀輝幸さんがリモートで参加され、色々なお話で会員との交歓が図られた。ギャラリーは平賀工人にちなんで会長が作並系の話をされた。新品頒布は4工人で5種類のこけし。今回より、第二部として「みんなで持ち寄り鑑賞会」が始まり、初回は佐藤文吉のこけしがテーマであった。口絵写真は文吉の第一ピーク期のこけしの表情。

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第684夜:佐藤文六のこけし

Bun6_s13_kao 昨夜に引き続き、今夜は佐藤文六のこけしである。文六のこけしはかなりの数が残っており、中古・古品市場でも時々見かけるが、第4期と言われる昭和16年以降のものが多いようだ。筆者は文六のこけしは小寸を1本持っていたが、やはり本格的なものを探しており、先日それに合致するものを入手できたので紹介したいと思う。口絵写真はその表情である。

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第683夜:中島正のこけし

Nakatada_senzen_kao 本ブログも、その1、その2を合わせると1700夜に近づいているが、未だに取り上げられていない工人も多々あるようだ。それらの工人の多くは紹介するに足るようなこけしを持っていないという理由が多いが、持っていても偶々紹介を見送ってしまったものも多いので、気付き次第取り上げて行こうと思う。今夜は肘折の中島正。正のこけしは戦後作を1本持っていただけであったが、先日念願の戦前作を入手することが出来たので紹介しようと思う。口絵写真は戦前作の表情。

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第650夜:初期庫治(3)

Kuraji_syoki5_kao 当初は「好きなものは何でも…」といった感じで闇雲に始めたコレクションも、日が経ち数が増えてくると何らかの目標を決めて集めることになる。一概に「こけしのコレクション」と言っても更に細分化された目標をたてることになる。例えば「初期作」という目標をたてたとしよう。これは本の蒐集における「初版本」に該当するものであろう。この「初期作」であるが、本と違って一本一本手作りされるこけしでは全く同じものはあり得ず、1本入手したからそれで終了ということにはならない。まして、初期作の期間がある程度長い場合には、その間に作風の変化も考えられ尚更である。すなわち、目標の中身を向上させるという作業も必要になってくるのである。今夜は「初期庫治」について考えてみよう。

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第640夜:友の会7月例会

2307reikai_toshinari 一昨日の23日(日)は東京こけし友の会の7月例会があった。前日に梅雨が明けての大暑ということもあって、年配者がやや少なめで会場出席者は30数名であったが、初めて参加の方が4名もあったのは嬉しいことであった。リモートからは津軽系の阿保六知秀工人と正文工人が参加されて大いに盛り上がった。おみやげこけしは肘折系の吉野誠二工人で、4種類を依頼したが何と10種類も作ってくれた。口絵写真は早坂利成工人の豆こけし・独楽入りのエジコ。ミニギャラリーは阿保工人にちなんで「幸兵衛と伊太郎」であった。

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第638夜:久し振りの友の会例会

Reikai2306_hati 先週の日曜日(25日)の友の会例会はコロナ禍から復帰して3回目の出席であった。前2回では特にこけしの入手は無かったが、今回は抽選順が最初になったので新品のこけしも久し振りに入手することができた。例会には吉野誠二工人が出席され、昭一師匠との昔話等を話され大いに盛り上がった。コロナ前には毎回例会報告を本ブログに掲載していたが例会出席が出来なくなってからは止まってしまっていた。その間に若手の幹事がインスタグラムに出品こけしを掲載してくれるようになり、そちらにお願いすることにした。今後は紹介したい時に随時掲載したいと思う。今夜は今例会での入手品を紹介しよう。口絵写真は中里香織工人の胴模様の蜂である。

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第635夜:我妻勉のこけし

Tutomu_jyunosuke_kao 先日ヤフオクに出ていたこけしである。一見して佐藤重之助のこけしと思ったがタイトルには「我妻勉(肘折時代)」とある。キリッとした表情に惹かれてそのページを開いて掲載された写真を見てみると、重之助こけしに酷似しているが表情の雰囲気が確かに異なる。珍しいこけしなので注視してるとかなりの人気があり価格もうなぎ上りに上昇して行った。最後は二人のマッチレースとなり何とか入手できたものの相当の高額になってしまった。今夜はそのこけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第630夜:善作のこけし(古型)

Zensaku_kogata_kao 最近はヤフオクに古品を含めて注目すべきこけしが纏めて出品されている。その内容からして著名なコレクターの蔵品と思われる。その中から、ここ1,2週間で小林善作のこけしを2本入手した。戦前の自身(善作)の作を復元したもので「古型」と呼ばれている。Kokeshi wikiによれば、昭和42,3年頃に多く作られたものとのこと。今夜はその時期の古型について紹介しようと思う。口絵写真は古型の表情である。

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第593夜:喜代治が来た!

Kiyoji_s18_kao昨夜終了したヤフオクで、野矢俊文さんの6寸こけしが何と19万円で落札された。次点とは千円差、他に4万円台の入札者が2名。ヤフオクとも長い付き合いであるが、「超」が付く驚きであった。出品者の「ひやね」さんには嬉しい誤算かも知れないが…。さて、先日こけし屋のAさんから、こけし紹介の話が来た。中に戦前の奥山喜代治があるというので、見せて貰うことにした。これまで喜代治のこけしには縁が薄く、戦後の余り状態の良くないこけしを数本持っているだけであった。それだけに戦前の作には食指が動いた。会って見せて貰うと、保存状態も上々のなかなかの良品であり、譲って貰うことにした。今夜はその喜代治のこけしを紹介しよう。口絵写真は表情である。

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第592夜:改めて文吉(2)

Bunkiti_s36_kao 昨夜は佐藤文吉の第2のピーク期のこけしを紹介した。話は前後するが今夜は第1のピーク期のこけしを紹介しよう。第2ピーク期の作は、鹿間時夫氏が<こけし鑑賞>で絶賛した大名物の1尺3寸余りの文六こけしを目指したものであり、どうしても作為が見え隠れする。対して第1ピーク期の作は文六こけしを元にしながらも、文吉自身のこけしとして作られており、その素直なこぼれんばかりの笑顔が魅力的なこけしである。口絵写真はその昭和36年作の表情である。

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