肘折系

第770夜:友の会9月例会(R7)

2509kiyokura_atama 一週間遅れてしまったが、東京こけし友の会9月例会の報告である。流石の酷暑も一段落した気候の中、40名を超える方々が出席された。おみやげこけしは遠刈田系の佐藤正廣さん6種。新品こけしは4工人7種。オンラインからの招待工人は津軽系の阿保正文さん。第二部の持ち寄り鑑賞会は肘折系の奥山喜代治・庫治であった。口絵写真は鑑賞会に持ち寄られた喜代治のえじこである。

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第753夜:丑蔵か善作か…

Zensaku_senzen_kao いよいよ6月、「こけしの催事とかけて、大谷翔平と解く。その心は『6月がピークでしょう』(笑)」。大谷は6月を前に既に20号HRを越して快進撃中、こけし催事も5月末からの山形展を皮切りに、以後毎週のように開催が予定されている。最近は天候が不順であり、それが心配ではあるが…。さて、先日ヤフオクで戦前の丑蔵というこけしを入手したので、今夜はその紹介である。口絵写真はその表情。

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第747夜:藤の花と巳之助

Ashikaga_top 一昨昨日(5/1)、栃木の「あしかがフラワーパーク」に藤の花を見に行ってきた。あしかがフラワーパークには新駅ができる前に何度か行ったことがあったが、駅から近くなりライトアップも楽しめるようになったので出掛けたのである。GWの中間の平日のためもあってか大混雑という訳ではなかったが、インバウンド(特に東南アジア)の観光客が目立った。天気にも恵まれ、藤を始め満開の花々を満喫することができた。

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第728夜:2025年新春!

Bunkiti_30y_kao 明けましておめでとうございます!

関東地方は眩いばかりの初日の出で新しい年が始まった。昨年は元旦から能登半島の大地震、羽田空港での衝突事故という大惨事が発生した。被災された方々の御苦労は並大抵ではなかったと心が痛む思いである。本年は安寧の日々が続くことを祈っている次第である。本年もよろしくお願いいたします。

 

 

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第725夜:友の会12月例会(R6)

2412reikai_jyuno_gangu 東京こけし友の会の12月例会が昨8日、開催された。12月の例会は第2日曜であるため11月例会から2週間しか経っておらず、本ブログの更新も続いてしまった。おみやげこけしは弥治郎系の新山真由美さん。4種類のこけしが並んでいた。リモートからの参加工人は遠刈田系の小松里佳さん。今は関西に在住とのことで、いずれは遠刈田に戻りたいとのことであった。12月は新品頒布こけしは無く、書籍を含む中古こけしの良品が中心であった。第二部の持ち寄り鑑賞会は佐藤重之助さんで、定評の初期作から小品まで見応えのある作品が揃った。口絵写真は、重之助の木地玩具。

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第699夜:湯田初期の丑蔵こけし

Ushizo_s8_kao 佐藤丑蔵のこけしと言うと「湯田時代」という言葉が欠かせない。kokeshi wikiに拠れば、大正10年に湯田で開催された木地講習会の講師として招かれ、その後、小林辻右衛門が作った木地工場の指導員として湯田に残った時から始まり、昭和17年に盛岡市にある県の職業補導所へ勤めることなるまでの期間を言うようだ。それ以前の遠刈田、肘折時代の作品は判然としない。天江コレクションの正末・昭初のこけしは「フランケン」等を呼ばれ肘折の風土性を色濃く残した作品となっている。今回はそれ以降、湯田初期の丑蔵こけしである。

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第690夜:友の会3月例会

2403reikai_bunkiti_kao 昨日は、東京こけし友の会の3月例会があった。桜の開花は遅れているが、38名の出席があった。お土産こけしは鳴子の吉田勝範さん、作並の平賀輝幸さんがリモートで参加され、色々なお話で会員との交歓が図られた。ギャラリーは平賀工人にちなんで会長が作並系の話をされた。新品頒布は4工人で5種類のこけし。今回より、第二部として「みんなで持ち寄り鑑賞会」が始まり、初回は佐藤文吉のこけしがテーマであった。口絵写真は文吉の第一ピーク期のこけしの表情。

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第684夜:佐藤文六のこけし

Bun6_s13_kao 昨夜に引き続き、今夜は佐藤文六のこけしである。文六のこけしはかなりの数が残っており、中古・古品市場でも時々見かけるが、第4期と言われる昭和16年以降のものが多いようだ。筆者は文六のこけしは小寸を1本持っていたが、やはり本格的なものを探しており、先日それに合致するものを入手できたので紹介したいと思う。口絵写真はその表情である。

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第683夜:中島正のこけし

Nakatada_senzen_kao 本ブログも、その1、その2を合わせると1700夜に近づいているが、未だに取り上げられていない工人も多々あるようだ。それらの工人の多くは紹介するに足るようなこけしを持っていないという理由が多いが、持っていても偶々紹介を見送ってしまったものも多いので、気付き次第取り上げて行こうと思う。今夜は肘折の中島正。正のこけしは戦後作を1本持っていただけであったが、先日念願の戦前作を入手することが出来たので紹介しようと思う。口絵写真は戦前作の表情。

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第650夜:初期庫治(3)

Kuraji_syoki5_kao 当初は「好きなものは何でも…」といった感じで闇雲に始めたコレクションも、日が経ち数が増えてくると何らかの目標を決めて集めることになる。一概に「こけしのコレクション」と言っても更に細分化された目標をたてることになる。例えば「初期作」という目標をたてたとしよう。これは本の蒐集における「初版本」に該当するものであろう。この「初期作」であるが、本と違って一本一本手作りされるこけしでは全く同じものはあり得ず、1本入手したからそれで終了ということにはならない。まして、初期作の期間がある程度長い場合には、その間に作風の変化も考えられ尚更である。すなわち、目標の中身を向上させるという作業も必要になってくるのである。今夜は「初期庫治」について考えてみよう。

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