肘折系

第173夜:最近入手の古品(斎藤伊之助)&花見

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東京では2日の日曜日に桜の満開が気象庁から宣言されたので、翌3日に宣言の対象となった靖国神社の標本木を見に行ってきた。道路を隔てた隣の千鳥ヶ淵では桜はチラホラの咲き初め状態。標本木だけがやけに頑張っているようだった(笑)。さて、こけしは肘折の斎藤伊之助である。伊之助の残るこけしは少なく、国恵志堂も今まで所蔵していなかったが、今回出会った伊之助は表情良く、保存状態も上々だったので入手した次第。口絵写真はその伊之助の表情である。

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第160夜:あとりえ樹々こけし展(Vol2)

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昨日(18日)、あとりえ樹々で開催されているこけし展に行ってきた。会場は、JR青梅線の東中神駅下車、線路沿いに徒歩1分のところ。店主の橋浦裕氏の父橋浦廣吉氏が収集したこけしコレクションの中から、今回は鳴子系と仙台のこけし約80本が展示されている。店は「アートギャラリー&カフェ」ということで、店内の片側の棚と奥のテーブルにこけしが展示されている。展示されているこけしの本数も程よく、椅子に腰かけてお茶を飲みながらゆっくりと鑑賞することが出来る。なお、開店しているのは水曜と土曜の週2回だけであり、会期中(~2/25)はあと2回しかないので、早めに行くことをお勧めする。口絵写真は、今回の目玉こけしの1つでもある庄司永吉こけしの表情である。

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第132夜:周助地蔵型の比較

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10月の友の会例会には、最近精力的に周助型の復元に取り組んでいる吉野誠二さんの周助地蔵型が出ていた。戦前の秀作こけしは、その系列の工人により復元作が作られ、それらを比較してみるのもコレクションの楽しみの一つである。その矢先にヤフオクで、佐藤きくさんの同型のこけしが出品され、手に入れることが出来た。これで、昭一、きく、誠二と3本の地蔵型が揃ったので、今夜は、これらを比べてみたいと思う。口絵写真は、吉野さんの地蔵型の表情である。

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第128夜:友の会10月例会(H28)

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昨23日は、東京こけし友の会の10月例会があった。10月は毎週のようにこけし関係のイベントが開催されており、その疲れもあってか出席者は65名とやや少な目であった。おみやげこけしは蔵王系の田中恵治さん、ギャラリーは田中幹事の担当で、十八番の小寸こけし、今回は土湯系の傘こけし各種を展示して解説された。新品頒布こけしは6工人。入札は、お楽しみ入札会と題して、最低価1000円で31点が出品され、多くの参加者に楽しんで頂いた。第二部は、今年で最後となった山寺のこけし塚供養祭を始め、こけし関係のイベントの報告があった。最後に恒例のジャンケン大会で終了となった。口絵写真は筆者が頂いた田中恵治さんのおみやげこけし(幾雄型)である。

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第108夜:一側目の政五郎

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先週末からリオ五輪が始まり、夜間は寝不足気味である。今朝は体操男子が宿願の団体優勝を飾り、連日銅メダルに甘んじていた柔道もようやく金メダルを獲得した。後続の選手の活躍を期待しよう。
さて、肘折の横山政五郎は昭和28年に肘折を訪れた加賀山昇次氏により復活を勧められ、翌29年8月より本格的にこけし製作を再開したという。それ以前の作は戦前も含めて数は少ない。政五郎のこけしはその殆どが二側目であり、一側目のこけしは「愛こけし」や「木偶相聞」に二側目とペアで載っている植木昭夫氏蔵7寸5分(昭和25年頃)以外には見たことがない。今回の一側目の政五郎は、多く作られるようになった29年頃の作と思われるが、やはり珍しいものなので紹介したい。口絵写真は、その表情である。

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第87夜:周助型の後継者(吉野誠二)

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熊本で起こった地震が大変なことになっている。14日に発生した震度7の地震を上回る規模の地震が再び発生し、その被害は一段と大きくなった。更に震度3以上の余震が頻繁に発生している。昨夜からの激しい風雨は何とか凌げて更なる大被害にはならなかったようで良かった。被災された方々には心よりお見舞い申し上げる。西南戦争でも陥落しなかったあの名城の熊本城の惨状に心が痛む。
さて、仙台の佐藤昭一さんから個展の案内が来た。ここしばらく案内は無く心配していたが、頑張っているようだ。その原動力に弟子の吉野誠二さんのこけし界デビューがあるのは確かだろう。今夜は、その吉野さんのこけしを紹介しよう。口絵写真は大正型の表情である。

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第83夜:昭三のこけし(3)

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小林昭三のこけしを始めて入手したのは、3年前の10月、友の会の入札であった。千夜一夜(Ⅰ)第872夜参照。そして、今年の1月例会で2本目のこけしを入手した(第66夜参照)。同じようなこけしであれば1本あれば良いのだが、表情や型が違うと比較のためにもまた入手してしまう。今回の昭三もそんな1本であった。口絵写真は今回入手した昭三こけしの表情である。

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<番外>日本の職人展

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昨2日(水)より、上野松坂屋にで「日本の職人展」が開催されており、そこに遠刈田系の佐藤正廣さんが出展・実演に来られている。本日、出掛けて来た同好の友人よりコメントと写真が届いたので紹介したい。口絵写真は、職人展のポスターである。


			

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第76夜:安藤勇亀のこけし

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先日、楽語舎を訪れた折、1本の細長いこけしが目に付いた。安藤勇亀のこけしである。勇亀のこけしは、友の会の例会の中古こけしで見かけたこともあったが、あまり知られていないこけしであり、また18才との署名もあることから取り上げて紹介することにした。口絵写真は、その勇亀こけしの表情である。

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第67夜:小寸こけしの魅力(英一)

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昨夜の繋がりで今夜も肘折系(湯田)のこけしを取り上げたい。先日、数本のこけしを入手する機会があり、その中に追加して手元に来たものである。2寸1分の豆こけしであるが、その存在感、特に得も言われぬ表情にすっかり魅せられてしまった。湯田のこけしであろうことは何となく頭に浮かんだが、豆こけしであることもあって直ぐには誰の作か分からなかったが、小林英一のこけしとのこと。口絵写真はその表情である。

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