先日、伊東東雄のこけしがヤフオクに出ていた。東雄のこけしは少数ではあるが時々中古品市場で見かけるが、それは小寸の蔵王型のこけしであった。その手のこけしは以前入手しており、第986夜で紹介した。そこでも、鳴子系の工人である東雄が何故蔵王型のこけしを作ったのかを疑問として残しておいた。今回の出品作はkokeshi wikiにも掲載されており、高井佐寿氏の旧蔵品であった。1尺1寸の大きさに一旦は躊躇したものの、出来の良さに魅せられて入手した。今夜はそのこけしを紹介しよう。
国恵志堂こけしコレクションの最重点項目は遊佐福寿さんのこけしであり、それを書籍の形で纏めることである。その第1巻は2022年に出来上がった。第2巻は勘治型を中心に纏める予定であったが、いざ始めると手元に無いものもあり、結局2年を要することになってしまった。この第2巻は福寿こけしの真髄である勘治型の集大成である。西田勘治こけしの写しから始まった福寿の勘治型を亡くなる一か月前迄を年代順にほぼ網羅できたと思っている。福寿さんのこけしには未だ未だ取り上げていないものがあり、それらは第3巻に掲載する予定である。
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