南部系

第369夜:梅吉こけしの魅力

Umekiti_s8_kao 梅雨真っただ中の天候の中、7月を迎えた。今年も半分が終わり、後半に入った訳である。国恵が梅吉こけしに興味を持ったのは、高橋金三の復元作を見てからである。良く筆の伸びたキリッとした表情、過剰とも思われるアクセントの付いた眉・目の描彩に惹きつけられた。藤井梅吉は「日本郷土玩具(東の部)」(昭和5年)で紹介されたが、昭和11年3月には亡くなっているので、その残るこけしも多くはない。古品市場に出てくるのも珍しく、数年前に楽語舎(旧たんたん)の即売会でようやく手にすることが出来た(第901夜参照)。それで一応満足はしており、あとは評価の高い手絡模様の梅吉を望んでいるが、それは今だに見かけない。今回の梅吉は黒頭ではあるが、面描と鬢の描法に惹かれて入手に至った。口絵写真はその表情である。

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第339夜:友の会2月例会(H31)

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昨日(24日)は東京こけし友の会の2月例会があった。新入会員2名を含む60人程の出席者があった。おみやげこけしは南部系の煤孫盛造さん。新品頒布は初作頒布の高橋一成さんを含めて6工人。例会ギャラリーは目黒幹事の嘉三郎特集で嘉三郎こけしを大・中・小に分けて、その鉋の爪痕にも焦点を当てた解説があった。入札・抽選を挟んで、第二部は秋田県こけし展などの様子がスライドで報告された。口絵写真は、筆者が手にした盛造さんの政五郎型おみやげこけし。

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第331夜:友の会新年例会(H31)

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昨27日(日)は東京こけし友の会の新年例会があった。太田孝淳さん(土湯系)、吉野誠二さん(肘折系)のお二人を招待工人としてお招きし、70名を超える参加者を迎えて会場は大いに盛り上った。お土産こけしは、小笠原義雄さん(遠刈田系)と田山和泉さん(南部系)の4寸こけしのセット。新品頒布こけしは通常月の倍の13工人の力作が揃った。会長の新年挨拶に始まり、招待工人の紹介と挨拶、H30年例会皆勤賞の表彰、新品こけしの頒布、入札・抽選こけしの頒布と続き、最後に大抽選会で終了となった。閉会後、会場を移して、招待工人を囲む懇親会には30名超える方々が集まり、こけし談議に花が咲いた。口絵写真は、筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第52夜:茂吉か実太郎か…

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今年も残すところ1日となった。この「こけし千夜一夜物語」(Ⅰ)も4月に念願の1001夜を達成し、5月には100万アクセスも突破することが出来、記念すべき1年となった。これも本ブログを読んで下さった皆様のお蔭と感謝している。この千夜一夜物語(Ⅱ)も、来年以降引き続き、愛読して頂ければ幸いである。さて、今夜は南部系こけしの3夜目として、煤孫家のキナキナを取り上げてみよう。口絵写真は、戦前のキナキナである。

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第51夜:与始郎のこけし

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今年も最後の週になり、街は正月準備一色となってきた。国恵志堂の正月の楽しみと云えば、TVで駅伝を見ながら美味しいものを食べること。中でも蟹は欠かせない。昨日、タラバを仕入れていたものの、今日は限定数量のズワイ蟹の売り出しがあるということで、売り出しの9時に駅前のスーパーで出掛けて来た。混雑を予想して早めに行ったが、人出は少なくすんなりと目的の蟹を仕入れて帰ってきた。さて、今夜は南部系続きで佐々木与始郎のこけしである。口絵写真はその表情である。

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第50夜:謎のリボン(照井音治)

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早いもので、今年も最終週に入った。そして千夜一夜(Ⅱ)を始めて50夜となる。計画的に記事を掲載している訳ではないので、結果的に内容がかなり偏ってしまった。今夜はあまり触れることがない南部系のこけしを取り上げてみよう。南部系のこけしは手持ちが少なく、1本も持っていない工人も少なくない。そんな中、最近照井音治のこけしがコレクションに加わった。南部系の中でも他系との混血のような藤井梅吉と照井音治。これでようやく両名のこけしが揃ったことになる。口絵写真は、音治の表情である。

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